港北区版 掲載号:2017年10月12日号 エリアトップへ

記者メモ Vol.2 女性自衛隊員の誕生

社会

掲載号:2017年10月12日号

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高齢者、子育て、災害――。日本には様々な考えるべき社会問題がある。では港北区では何が起きているの?区内での現状を、体当たりで調査します。

 今年春、日吉地区で女性の自衛隊員が誕生した。

 細谷彩華さんは横浜翠陵高校を卒業後、航空機の整備士を目指し、入隊。4月から8月までは自衛隊の基礎を学ぶため、山口県へ。体力づくりからベッドメイキングなど生活に関することまで叩き込んだ。1日のスケジュールはおおよそ以下の通りだ。6時に起床し、1・5キロメートルをランニング。ベッドメイキングを終わらせてから朝食をとり、夕方まで訓練をこなす。夕食のあとも自主練を行い、22時に就寝。自由時間はあるのかと問うと、休日はあっても、平日はやはり1日中忙しいとのこと。8月からは航空機整備の基礎を浜松基地で学んでいる。

 2011年3月11日――。未曾有の大震災が起こったあの日、テレビ画面の向こう側に映った津波が、事態の大きさを物語っていた。その時まだ小学6年生だった少女の心を打ったのは、飛行機で救助に来た隊員たちの背中。強く強く、印象に残っていた。「私もこうして人助けをしたい」。その夢は高校卒業まで揺るがず、卒業後の進路は大学進学ではなく自衛隊入隊を決意した。視力や体力を鑑みて、パイロットではなく、整備士の道を目指すことに。そばで見守っていた両親は、本人の意志を尊重した。他にやりたいことがはっきりしないのであれば、チャレンジしてみたらいい。そんな思いだった。「一歩ずつ夢に近づいているから、その調子で頑張ってね」。遠く離れた場所にいる娘にエールを贈った。

 「声も小さくて、私は周りに埋もれてしまっているんです。だからこそ、一番に周りに気を配り、率先して行動が出来る人になりたい」。目先の目標をこう語る。いつも笑っているねと周りから言われるのは、そうした意思があるから。絶対に泣かない。いつも笑顔でいるんだ。少人数で集団生活をするなか、こうした気配りが他の隊員の心を解しているに違いない。11月には、いよいよ整備士としての道が始まる。輝く笑顔で、また一歩踏み出すのだろう。

妙蓮寺

家族葬から社葬まで。緑に包まれた静かな境内には、3つの斎場を備えております。

http://myorenji.jp

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