地域防災施設鶴見川流域センターは11月23日、「小机の魅力と水防災の危機」を開催した。
今年の4月6日、”城の日”に小机城が「続日本100名城」に選定されたことで注目を浴びている小机地区。その歴史・魅力や、近くを流れる鶴見川の水害危機などあらゆる視点で同区の町づくりが語られた。
初めに今年8月に行われた小机城フォーラム2017の映像を紹介。小机城フォーラム実行委員で映画をつくるワークショップピリオドの小林富夫さんが作成したもの。紙芝居グループ「たまてばこ」のメンバーは港北昔ばなし紙芝居を上演。尺八の音色に乗せながら、小机城や雲松院にまつわる話を盛り込んだ作品を披露した。
さらに(公財)大倉精神文化研究所の平井誠二所長は小机地区の歴史を講話。三会寺を建立した佐々木高綱や平家物語にも登場する愛馬のいけずき、泉谷寺の重要文化財などの話を盛り込んでいた。
慶應義塾大学の岸由二名誉教授は鶴見川流域内の地形や気候、作物について、小机を含めた洪水浸水想定区域図を解説。参加者は岸名誉教授のユーモアを交えたトークに時折笑い声をあげながら、真剣な表情で話に聞き入っていた。
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