港北区版 掲載号:2018年5月17日号 エリアトップへ

港北区災害ボランティア連絡会会長に就任した 宇田川 規夫さん 菊名在住 71歳

掲載号:2018年5月17日号

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地域の防災力、どう上げる

 ○…16日、港北区災害ボランティア連絡会の会長に就任した。同会は、阪神淡路大震災後に組織された横浜市内にある同様の団体のうち、最初に発足したボランティア団体だ。個人・団体含め約40人が所属。港北区と区社協との3者協定を締結し、災害時には区のボランティアセンターの運営責任を担う。「防災の市民への浸透はまだまだ足りない。防災の具体的な細かいところに手を伸ばすのが我々の役割」と抱負を述べる。

 〇…「実は以前は名ばかり会員」だった。会とは別に、東日本大震災後、現地へボランティアバスを運行した時の体験から、自らの地域の防災力を上げなければダメだと強く実感。会に積極的に携わるように。月1回のニュース発行を提案、紙面で連載中の「我が家の防災」は、会員らの実際の防災への取組みを取り上げる。昨年は2015年に水害に見舞われた常総市への防災研修ツアーも行い、区内の4地区社協が参加。研修の評判は非常によく「実際に被災地で当事者の話を聞くことで防災意識が高まると改めて感じた」と力を込める。

 〇…普段は日本の救急法の祖である義父から引き継いだ「国際救急法研究所」理事長として、大学、看護学校、教育委員会、国際協力機構などで講演。事故防止思想の普及と救急法講習を行う。「救急法も防災も、根っこは『備えが大事』ということ」。ただ命の大事さを本当に実感しないと、備えも自己満足なもので終わり、次のステップに進めない、とも。

 〇…「大倉山みんなの食堂」など地域食堂の立ち上げ、障がい者のたまりば運営など、携わる地域活動は多岐にわたるが「遊びの延長のようなもの」とにっこり。地域の人たちとのつながりの強さが、そのエネルギーの源となっている気がした。

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