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公開日:2018.11.15

J観戦で食品ロス削減
12月1日、県内初実施

 横浜市資源循環局では、市内で活動するフードバンク団体のNPO法人フードバンク横浜(神奈川区栄町・加藤安昭理事長)と「ヨコハマ3R夢!」広報大使である、横浜F・マリノスとの合同企画として、12月1日(土)午前11時から午後2時、横浜F・マリノス対セレッソ大阪戦が行われる日産スタジアムトリコロールランドで「フードドライブ」を実施する。神奈川県内のJリーグチームでは初の試み。

 フードドライブとは、家庭で未使用品の食品を集めて、食支援を必要としている人や福祉施設等へ寄贈する運動。社会貢献活動としても注目されている手法だ。

 同局では、昨年の11月に主催した「世界食糧デー」イベントで、初めてフードドライブを実施。今年度はさらに実施を拡大し、各区での区民まつりなどでも実施してきた。

 今回のコラボが実現したのは、フードバンク横浜が参考にしている「フードバンク山梨」の活動の中で、Jリーグのヴァンフォーレ甲府と一緒にフードバンク活動を行っていたことから。他のJチームでも同様の活動が行われていることを知ったフードバンク横浜の栗城昭司事務局長が、市の担当者に「マリノスさんと一緒にできないか」と相談を持ちかけたという。

 もともと週末のJリーグ開催時には、スタジアムの外で「ヨコハマ3R夢ブース」を設置し、ゴミの分別や啓発活動などを行っていた横浜F・マリノス(株)側も「ヴァンフォーレ甲府の事例も知っており、市からお話が来た際、ぜひ一緒にやりたいと社内でも周知しました」(運営担当・矢野隼平さん)。「現在は、サポーターの方々にフードドライブを広く知って貰えるように、SNSやホームページ等で情報を配信しています」という。

 集める食品については、

未開封(包装や外装が破損していない)で、賞味期限(要明記)が2カ月以上残っており、常温保存できるもの。その他、種類については上表の参照を。集めた食品の提供先については、フードバンク横浜が支援を行っているひとり親世帯や福祉施設、子ども食堂へ寄贈する。

 フードバンクの開催場所は、日産スタジアム東ゲート トリコロールランド「ヨコハマ3R夢ブース」で受け付け。また、当日参加できないが、食品を寄付したいなどの場合は、フードバンク横浜【電話】045・512・4965へ相談を。

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