市道路局は、大倉山3丁目の一部生活道路にハンプと呼ばれる台形状の段差や狭さくを設置することを発表し、現在工事を進めている。対象区間で多発する車の速度超過や急ブレーキを防ぎ、住民の安全を確保することが目的。
速度超過や急ブレーキが連続していた同区間は歩行者や自転車での通行者が多く、スクールゾーンにもなっている。そのため、国土交通省は2017年、ETC2・0の履歴から集められたビッグデータを分析し、大倉山3丁目地区の交通危険箇所を特定した。それをもとに市道路局は同年、安全対策としてハンプ及び狭さくの設置により速度が抑制されるかの実証実験を行った。その結果、スピードは時速10Km低下し、30Km以上出す車両が半減した。
同実験について周辺住民を対象に実施したアンケートでは、自動車・バイクで通行する際、速度を落とすようになったという回答が約80%に上り、「継続して設置をお願いしたい」「安全性が高まる」などの声があがっていた。
また、道路への出入りが不便になったという意見を受け、設置箇所を一部変更。そのほかハンプの色を光沢のある黒に変える、ごみ回収所近くにはポールを設置しないなどの工夫がなされるという。大倉山地区連合町会の飯山精三会長は「大きな事故はなくとも危険が潜む場所。周辺住民の要望にも対応してもらいつつ、安心して通れる道になるよう期待しています」と話す。
道路工事は1月31日(木)まで(日曜を除く)、午前9時から午後5時まで行われる予定。
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