横浜市は先月、ふるさと納税の返礼品を27品追加。区内産品3品目が初めて選ばれた。
市では、新型コロナウイルス感染症拡大により打撃を受けている市内事業者を応援するため、横浜との関連性があり、市内で生産・加工された食料品・飲料品、花き・農作物、衣服・装飾品、雑貨・日用品、美術品・工芸品を返礼品として募集していた。
そして今回区内から初めて認定されたのが、花き・農作物分野の3社が取り扱う3品。
花光園
花光園(新羽町964の36/中村剛代表)の返礼品は、クリスマスローズ(3号ポット苗・5本おみつくろいセット)。同園の3代目、中村代表によれば、花壇苗として今では大変人気のある花で、50年以上前、父の中村利夫さんが「うつむきかげんの姿が日本人好み」と着目し、英国から輸入したことがきっかけで国内に広まったという。「他ではあまり取り扱わない、珍しい植物の苗を育てるのが当園のモットー。ネット販売にも力を入れている。返礼品が県外へのよいPRとなれば嬉しい」と中村代表。
(株)河野自然園
(株)河野自然園(新羽町4254/井上まゆ美代表取締役)の返礼品は、季節の寄せ植え。季節にあった花をセレクトする寄せ植えだ。今の季節は九州から取り寄せた、オリジナルの「和ペチュニア」が人気だとか。7月は「多肉植物」を使った寄せ植えとなるそう。井上代表取締役は、4年前の全国都市緑化よこはまフェアで新横浜駅前や象の鼻パークなどで飾り付けを担当した。また、昨年行われたラグビーW杯で、海外からの来日客をもてなすために新横浜周辺に飾られた吊り下げ式の花鉢「ハンギングバスケット」制作では、区民約60人のつくり手の指導役として活躍した。
神明園
神明園(新羽町1392/小山豊代表)の返礼品は、シクラメン(6号鉢)。小山代表は「横浜はシクラメン農家が非常に多く、切磋琢磨している。地元の人はもちろん、できれば県外の人に『横浜のシクラメン』を知ってもらいたい。横浜のブランドになっていけば嬉しい」と話す。シクラメン直売のビニールハウスでは、バリアフリーにも取り組み、地面をコンクリートで舗装し、車椅子でも入れるようになっているという。
なお、市は7月、8月にも返礼品を追加する予定だ。
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