コロナ禍でも夏の恒例行事に取り組もうと、港北区はビデオ会議ツールのZoomなどを使った「オンラインラジオ体操」をあす14日まで実施している。慶応大大学院システムデザイン・マネジメント研究科との共催。体操には区内の小学生や地元商店主らも参加し、場所を選ばずともに汗を流している。
初日の8月3日は早朝6時30分から、小学生やその保護者ほか約300人がZoomなどを介して集合。慶応大ラグビー部部員のお手本を見ながら、ラジオ体操第一などで20分間汗を流した。
この日は港北区キャラクターのミズキーも参加し、体操後は子どもたちから「ミズキーばいばい」と手を振られていた。区の担当者は「子どもたちは終始元気いっぱい。楽しんでくれたようでよかった」と話した。6日にゲスト参加した日吉サンロード商店会の杉谷拓紀副会長は「いい運動になった。子どもたちが楽しそうにしており、商店会としても企画に協力できよかった」と語った。
港北区と連携協定を締結している慶応大同研究科が、同区にオンラインのラジオ体操を提案したことを機に実施。コロナの影響でラジオ体操をできずにいる地域の声もあり、「夏の風物詩を守りたい」と区が開催を決定した。
YouTube配信(港北オンラインラジオ体操 で検索)は誰でも参加可能。区の担当者は「大人もぜひご参加ください」と話す。
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