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港北区版 公開:2020年8月27日 エリアトップへ

鶴見川の自然を撮影した映像が、NHK『さわやか自然百景』で放映される 磯貝 嘉広さん 港北区在住 49歳

公開:2020年8月27日

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自然を撮り、愛し、守る

 ○…「鶴見川ってこんなに自然豊かだったんだと感じてほしい」。代表を務める会社で撮影した河川の映像が、NHK総合テレビの『さわやか自然百景』で放映される。学生時代よく立ち寄った鶴見川は「第2の故郷」。そこで自然番組を撮るのが夢だったという。都会の中心にありながら、様々な生きものが生息する様子を今年4月から6月にかけて撮影した。毎朝3時から4時頃に現地へ通い詰めた。「朝焼けを受けた川面や、カワセミなどの生きものたちの姿は壮観。汚いといわれるイメージを一新できれば」と話す。

 ○…愛知県出身。大学入学を機に大倉山に移住し、卒業後は都内の映像制作会社に入社。新人時代、中国の内モンゴル自治区のロケで見た満天の星空に衝撃を受け、「自然番組を撮りたい」と思うようになった。『ダーウィンが来た!』などの人気番組にも携わり、常に動物の目線で撮ることを大切に制作に臨む。「人間から見ればゴミでも、動物にとっては大切な狩り場なこともある。そんな発見も楽しい」

 ○…妻と2男1女の5人暮らし。大学生、高校生、中学生の子どもたちは「自分の番組を全然見なくて」と苦笑い。ゆっくりできる日は大倉山にあるお気に入りの店に行くといい「日本酒がおいしくて、もつ焼きに最高に合う」と笑顔。

 ○…今後、秋から冬にかけての撮影も予定しており「春夏と違った魅力が撮れるのでは」と意気込む。一方で、海外ロケで目の当たりにした、水辺の乾燥化などの環境問題を危惧。家族と協力し、川の両岸約1・5キロメートルをゴミ拾いしたこともある。「美しい景色ばかり伝えるのではなく、自然を守る方法を本気で考える。身近な川に残る生命を見ることがそのきっかけになれば」

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