港北区版 掲載号:2020年9月10日号 エリアトップへ

韓国伝統舞踊家として、区内や各都市で舞台に出演する 金(きむ) 春江(ちゅんがん)さん 港北区在住 56歳

掲載号:2020年9月10日号

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平和への思い舞に込める

 ○…「夢のような時間でした」。今年8月、韓国伝統舞踊と、日本の小鼓や日本舞踊が共演した舞台「舞物語 朝鮮通信使」に出演した。「日韓の友好と平和への思いを込め」舞踊を披露。コロナ禍にもかかわらず、公演には多くの来場者が集った。当日は両国の舞踊の体験会も開かれ、会場一体となって盛り上がった光景は印象深い。朝鮮通信使は、江戸時代に日本と朝鮮をつないだ外交使節団で「平和の象徴」。それを現代で舞台化し、互いの文化を織り交ぜた作品ができたことに喜びを噛みしめる。

 ○…在日コリアン3世として東京都に生まれる。小学3年生のとき、体いっぱいを使って感情表現する朝鮮舞踊に出会い、のめり込んだ。高校卒業後はプロの舞踊家として活動する。結婚を機に横浜での暮らしが始まると、国家間の壁を初めて痛感。「保育園に子どもを預けたとき、私が在日だと知ると他の親御さんが戸惑うのが分かった」。時に風評を受ける日本社会での生活に悩むこともあったが、「せっかく日本で生まれたなら、自分の踊りを通してコリアン文化を紹介すればいい」と前を向いた。

 ○…夫、4人の子どもと暮らす。料理が好きで、先日の公演後はカブ、キュウリ、トマトなどのキムチを漬けた。一般的な材料である塩辛の代わりに小エビを使ったキムチは「やっぱりオンマ(お母さん)が漬けたのじゃないと!」と子どもたちも舌鼓を打つ。

 ○…篠原地区センターで韓国舞踊体験会を開くなど、地元での活動も新たに始めた。「年齢は関係なく、綺麗な衣装を着て喜んでくれるのが嬉しい」とほほ笑む。一方、「朝鮮通信使が巡った地で公演したい」と、今後は名古屋、京都、韓国などでの開催を夢見て準備中。日々鍛錬は続く。

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