学校法人岩崎学園(神奈川区)と、横浜市をホームタウンとし新横浜を拠点とするプロアイスホッケーチーム、横浜GRITSは昨年12月から産学連携プロジェクトに取り組んでいる。今春には新横浜にある岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校の学生がデザインしたチーム応援グッズが商品化され、同チーム公式オンラインストアで販売されている。
産学連携プロジェクトの主な目的は、アイスホッケーの魅力を広め、同チームの認知度向上を図ることで横浜のスポーツ文化を盛り上げること。同学校法人が運営する専門学校の専門性を活かし、▼同チームアスレチックトレーナーのサポートを行うメディカルサポート▼試合の休憩時に実施する会場イベントの企画▼応援グッズの企画デザイン――の3つを柱としている。
今回のグッズデザイン企画では、「新規ファンの掘り起こしにつながり、横浜の街に合うものを」との同チームのリクエストに学生が応じた。同専門学校の学生約70人が参画し、全117のデザインの中から、選手の人気投票により上位2つのデザインが選ばれた。
「気軽に身に着けて」
採用されたのは、横浜の街並みに同チームのマスコットキャラクター、シロイルカのモチーフが取り込まれたデザインと、親しみやすい柔らかなタッチで描かれたアイスホッケー選手をモチーフとしたものの2種類。このデザインをあしらったTシャツやキーホルダー、ステッカー、スライドミラー、バッグが商品化された。
前者をデザインしたのは総合デザイン科の井上裕杏さん(3年)、後者はグラフィックデザイン科の松尾凛さん(2年)。多くの候補から選出されたことに「先生から(選出の)メールをもらいびっくり」(井上さん)、「『新鮮で良い』と評価してもらえた」(松尾さん)と喜びの気持ちを表した。2人が心掛けたのは、スポーツファン以外でも気軽に使用し、身に着けることができるもの。井上さんは「(Tシャツを着て)横浜を歩けるようなデザインにしたかった」、また、松尾さんは「ゆるく、可愛く日常的なものを考えた」と作品への思いを口にした。
同チームの運営会社、GRITSスポーツイノベーターズ株式会社・経営推進本部リーダー、河西智典さんは、「どれも柔軟な発想で、学生のデザインとは思えない」と取組みを振り返り、「若い世代のアイデアをチームに生かして、横浜を盛り上げたい」と今後の展開に期待を込めた。
なお、グッズは横浜GRITS公式オンラインストアhttps://yokohamagrits.stores.jp/で購入できる。
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