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港北区 社会

公開日:2021.09.16

地域に新たな名産を
「ひよしれもん」お披露目

  • 笑顔を見せる池田さん(後列左)と三木さん(前列中央)ら。両端にあるのがレモンの木

 日吉にある喫茶店「喫茶かなで」(池田紳一郎店長)とグリーンショップ「きちじつWONDERBASE」(三木雅司店長)は9月9日、「日吉のシンボルツリー ひよしれもん」のお披露目会を行った。「ひよしれもん」という新たな日吉のシンボルとなる名産品を作り、地域を活性化するのが狙い。

 きっかけは、約1年半前。地域の緑化活動を行う日吉グリーンアクションの活動に賛同した池田さんが、「喫茶店で使うレモンを地元で育てれば緑化になるのでは」と構想を膨らませた。

 そこで池田さんが協力を呼びかけたのが、プラウドシティ日吉の一角にある同ショップ。東邦レオ(株)が運営する同店は、植物やDIY工房に加え、様々なイベント等を開催するなど地域活動にも精力的に取り組んでいる。「地域との新たなつながりも生まれるのでは」と三木さんが二つ返事で快諾した。

 今回のプロジェクトでは、同ショップで「ひよしれもん」の木を2本育て、収穫された果実を喫茶店で提供する予定。喫茶かなでの田中宏海マネージャーは、「レモネードやレモンスカッシュがおすすめです」と笑顔を見せる。収穫予定は順調にいけば来春となるという。

 レモンは自宅でも鉢植え等で栽培可能で、三木さんは「例えば、地域住民の皆様が育てたひよしれもんを持ち寄って、みんなで味わうこともできるのでは」と話す。池田さんも「地産地消や緑化を広めながらも地域に元気を。日吉といったら”ひよしれもん”となるくらいを目指したい」と意気込みを口にした。

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