港北区では現在、新横浜駅・小机駅・大倉山駅の各駅周辺地区のバリアフリー化に向けた新たな基本構想策定のための検討が進められている。横浜市が「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(以下バリアフリー法)」に基づいて実施する「バリアフリー基本構想」の一環。現在、3月末まで改善事項の意見を募集中だ。
利用者の視点で
バリアフリー法では、駅などの旅客施設を中心とする地区や、高齢者、障害者等が利用する施設が集まった地区について、公共交通機関、道路、建築物、信号機等の移動等円滑化に係る事業を重点的かつ一体的に推進するよう、基本構想の策定が求められている。これにより、重点整備地区においては、これまで各施設ごとに行われていた、連続的でないバリアフリー化が統合・拡充されるという利点がある。
構想は来年度中を目処に策定される予定。構想策定のため、1月には、横浜市バリアフリー検討協議会港北区部会の活動が始まった。学識経験者や、福祉関係団体、該当エリアの地域代表、鉄道や商業施設等の事業者、行政関係者で構成されている。
現在意見を募集しているのは、新横浜駅・小机駅・大倉山駅と駅から概ね半径500m範囲内で、よく利用する主な施設(官公庁・病院・福祉施設・大規模商業施設など)のバリアフリーの観点での問題点や課題。前記の施設を結ぶ経路上での問題点も同時に募集している。例えば「駅構内に多機能トイレがない」「施設の出入り口の段差が危険」など。届いた意見も踏まえ、5月に同部会で「まちあるき点検・ワークショップ」を行う予定だ。
記入用紙は、地区センター、ケアプラザ、横浜ラポール、区役所で配布中で、区のHPからもダウンロードできる。提出は、事務局の区政推進課企画調整係【電話】︎045・540・2229。区担当者は「よりよいまちづくりのため、ご協力を」と話している。
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