港北区 人物風土記
公開日:2022.03.03
キャンドル作家と英会話講師の二足の草鞋で活動する
瀧田 さりなさん
菊名在住 59歳
笑顔が活動の原動力
○…キャンドル作家としてデビューした1992年以来、国内外で活躍してきた。先日は大阪の阪急百貨店で兄と共同で個展を実施。ガラスのような輝きや色彩、曲線美にこだわり、アートを生み出し続ける。「作品は自分の分身。それを見て楽しんでもらえるのがやりがいよ」と微笑む。
○…陶芸家の父の影響もあり、高校・大学は単身渡米し美術の学校へ。卒業後は、米国の大手会社でデザイナーとして勤務した。湾岸戦争の影響もあり30歳で帰国すると、趣味で始めたのがキャンドル。「立体的で表現の幅も広い」という素材の虜になると、5年後に展示会の依頼が舞い込み、気づけば仕事になっていた。同時に始めたのが自宅での英会話教室。在米日本人への指導経験もあり「自分の培った経験を還元したい」と、ニュアンスや発音など、実生活で役立つ語学を1対1で丁寧に教える。「言葉は人と人をつなぐもの」と海外の知人をゲストにトークイベントも開催している。
○…バングラデシュ出身で、名前は現地の言葉で「幸せ」の意。幼少〜中学は福島で育ち、バレーボールやピンク・レディー好きの活発な少女だった。留学直後に学生が出演するショーで、手作り衣装の『渚のシンドバッド』を披露すると大盛り上がり。「おかげで友達ができて。こんな形で役立つとは」と笑う。帰国後は菊名に。キャンドルと英語の二刀流の日々の息抜きはエクササイズ。「動いて汗をかくと、リフレッシュして気分も前向きになるの」
○…一見畑違いの両者だが、そこに秘める思いは共通。贈り物のキャンドルを楽しそうに選んだり、笑顔で英語を話したりする姿が原動力といい「誰かが幸せになる手助けをするのが私の一番の幸せ」と目を輝かせた。
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