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公開日:2022.07.21

綱島駅東口再開発
事業の都市計画を決定
周辺街づくり、第2弾始動

  • 綱島駅東口駅前地区のイメージパース(綱島駅東口駅前地区市街地再開発準備組合より提供)

 横浜市都市整備局は7月5日、綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業を都市計画決定した。同地区市街地再開発準備組合が市とともに協議してきた内容。都市計画市素案は昨年秋に公開されていた。

 2012年に相鉄・東急直通線および、新綱島駅設置が都市計画決定されたことを契機に、まちづくりの機運が高まってきた綱島駅周辺地区。現在、綱島駅東口周辺のまちづくりの第1弾として、新綱島駅周辺地区土地区画整理事業や新綱島駅前地区市街地再開発事業が行われており、港北区の区民文化センターの設置も含まれている。

 今回の都市計画決定は、周辺まちづくりの第2弾。地権者らで構成される同地区市街地再開発準備組合により、当該地区の整備計画が具体化されたことを受け、再開発事業や関連する都市計画決定が行われた。

 計画では地上27階建て約350戸の共同住宅(南棟)や商業・業務施設(北棟)が建設され、公共施設として都市計画道路の拡幅、駅前広場、交通広場等の整備が予定されている。

 今後は23年度に事業計画認可、24年度に解体工事着手、25年度に建築工事着手、28年度に事業完了を予定している。

危険な狭隘道路、解消へ

 駅東口周辺の駅前はバス、タクシーの乗降場が集中しており、綱島街道をはじめ、周辺道路の交通混雑が指摘されている。また、駅前には歩道のない狭い道路が多く、歩行者の安全確保も課題となっている。

 一連の再開発事業により、横浜市都市計画マスタープランに示されている、バスやタクシーの乗降場の再編(綱島街道を通るルートのバスは新綱島駅側、その他は綱島駅東口側に乗降場設置)、地下駐輪場の整備(綱島駅東口側と新綱島駅側に各500台予定)、都市計画道路等の整備と歩行者空間の確保等が実現に向かうことになる。

 綱島駅東口周辺開発事務所の中村俊輔所長は「昭和50年代から地元の方が検討してきた。都市計画決定はスタートライン。これからも地域の方々をサポートしていければ」と話している。

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