港北区 意見広告
公開日:2023.01.19
ノース・ドックでの米軍新部隊編成・常駐に強く抗議します
日本共産党 市会議員 白井 まさ子
出撃基地化
1月12日、横浜市から次のように報告がありました。防衛省から本市に対し、11日に開催された安全保障協議委員会(2プラス2)において、2023年春頃、横浜ノース・ドックに、米陸軍の小型揚陸艇部隊が新編されると連絡があったと。防衛省よりの資料には南西諸島を含む所要の場所に迅速に部隊・物資を展開可能とする意義が示されました。新たに280人の部隊が常時配置されて、舟艇の保管、武器弾薬、物資の搬入出というこれまでの基地機能を格段に強め、米軍の出撃基地化をはかるものです。出撃基地化は、相手国のミサイル攻撃の的となる危険があり、断じて認めるわけにはいきません。
市長は遺憾と表明
(2プラス2)は、日米両政府の外交・軍事担当閣僚によりワシントンで開かれ、日本の敵基地攻撃能力保有を踏まえた新たな共同作戦態勢、沖縄を含む南西諸島を対中国の出撃拠点にするための米軍基地強化などを打ち出しました。海兵沿岸連隊の創設、辺野古新基地建設推進、鹿児島馬毛島での空母艦載機離着陸訓練場建設、併せて、横浜ノース・ドックでの小型揚陸艇部隊新編が盛り込まれています。
山中竹春市長が「基地の恒久化につながる恐れがあり、ノース・ドックの早期返還を求めている横浜市としては遺憾」とコメントするのも当然のことです。山中市長に対してはより踏み込んだ市民世論にじかに訴えることを求めます。
防衛省に申し入れ
日本は戦争しないと誓った憲法9条を持ち、2018年6月15日、横浜市議会は「横浜市国際平和の推進に関する条例」を全会一致で成立させています。16日、党市議団は党県議団とともに、配備中止を求める申し入れを南関東防衛局に対して行い、私も参加しました。党市議団としては、岸田政権による大軍拡NOの声を上げ続けます。横浜港の平和利用に徹します。そして、市内米軍基地の早期全面返還の旗を掲げ続けます。
白井まさ子
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港北区樽町1-24-36
TEL:045-543-4138
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