港北区 トップニュース社会
公開日:2023.01.26
港北図書館
相談カウンターを開設
予約・レファレンスを受付
港北図書館で1月から、新たなサービスとして「相談カウンター」が新設された。司書が常駐し、図書の予約やレファレンス業務にあたる。横浜市内の図書館では4例目。「区民の方々に、より気軽に便利に利用してもらいたい」と高安宏昌館長は期待を口にする。
市内4例目
港北図書館では昨年まで、貸出手続きのカウンター業務なども司書が対応していた。しかし、区内最多の人口で日頃から利用者数・貸出冊数も多く、「○○に関する資料はあるか」「○○について調べているが参考になる書籍は」といった、ちょっとした図書・資料に関する相談がしづらい課題があったという。そこで「司書の持つ専門知識をより利用者に還元しよう」と、2023年から貸出手続きの業務を外部に委託し、新たに「相談カウンター」を新設した。
同カウンターでは、図書の予約とレファレンス(資料を使っての調べものや書籍探しの支援)のサービスが受けられる。窓口は2つあり、司書が常駐して、いつでも気軽に相談をすることができる。さらに館内の巡回などで、困っていそうな利用者への声かけなども強化していく。同様の相談カウンターが設けられているのは、横浜市立図書館では中央・都筑・戸塚に続く4例目となる。
サービス開始から1カ月弱。さっそく、貸出の予約や図書に関する相談が多く寄せられている。司書の鈴江夏さんは、「窓口に置いた椅子も、座ってのんびり気軽に話せると好評」と笑顔を見せる。「例えば、夏休みの自由研究や、子どもに読ませたい本の相談など、ちょっとした悩みも話してもらえれば」とは高安館長。「図書館は、地域の知の拠点。今まで以上に、多くの人に便利に利用してもらいたい」と期待を込めた。
子育て世代の声を反映
港北図書館を含む市立図書館では、サービスの改善のため、子育て世代を対象にしたアンケートも実施している。
子育て世代に優しく、まちの魅力づくりに貢献する図書館を目指すもの。アンケートの対象は、未就学児を持つ保護者。専用フォームから自身や子どもの読書習慣、市立図書館の利用状況、図書館に求めるサービスや機能について答える。回答は無記名で、5分程度で終えられる。外国につながる保護者向けにやさしい日本語版もある。
集まった回答を参考に、市立図書館の目指す姿や取組みの方向性を検討し、23年度中に「図書館ビジョン(仮称)」を策定する予定。問い合わせは、中央図書館企画運営課【電話】045・262・7334。
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