港北区 スポーツ
公開日:2023.03.02
慶應高部員
児童対象に野球教室
選抜に向けて練習も
第95回記念選抜高等学校野球大会(3月18日開幕)への出場を控えた慶應義塾高等学校野球部は2月23日、日吉台野球場で3年ぶりに児童対象の野球教室を開催した。
当日の午前中、集まった児童に同部部員らはバッティングやベースランニングなどを教えた。参加した児童は「初めて硬式のボールで練習した。優しくて面白い高校生ばかりで楽しく、慶應高校野球部に入りたい」と目を輝かせた。「リレー形式のベースランニングが面白かった」という声も。福田岳杜内野手は「緊張したけどいい経験」と話した。最後には高校生対小学生で鬼ごっこをして、グラウンドには笑顔が溢れた。
「野球人口が減っている中盛り上げていきたい。部員には伝えることの難しさを学び、人前で自分の思いを伝えられるように」と森林貴彦監督。
午後は慶應日本一に向けて練習を行った。大村昊澄(そらと)主将は「甲子園では、体が小さくても活躍できると伝えたい。どんな形でも塁に出たい」と大舞台での活躍を誓い、「チームとしても、戦うほど打線に厚みが増している。向上心が強いチームだからこそ成長につながっている」と力強く話した。
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