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港北区 文化

公開日:2023.06.22

マイ列車が走行
プラレール企画に1400人

  • プラレールに夢中の子どもたち(6月16日)

 大倉山記念館で6月16日〜18日、「でんしゃであそぼう!」が開催された。大倉山を拠点に家庭や育児に励む女性が対象のコミュニティや、講座やレッスンを探せるセレクトサイトを今年5月から運営している団体、MAMAstyleⓇ(稲垣多佳子代表)が主催。

 2018年から始まった同イベントは、コロナの影響で4年ぶりの開催となった。第1回目は688人、第2回目は1111人、今年は3日間を通して1400人を超える人数を動員。コロナ禍で、リアルな体験が少なかった子どもたちに想像を膨らませながら遊べる機会と、子どもの体験が少ないことを危惧する保護者が十分な情報を得る機会を作ろうと企画された。

 当日は、プロのプラレーラーである松岡純正さんが作り上げた外周約65mの巨大レールに、持参したプラレールを走らせて遊ぶ子どもたちの姿が見られた。作り上げる大変さを感じ、みんなで片付け上げる達成感を味わうことを目的に、イベント最終回は、参加者が松岡さんと一緒にレールの片付けを行った。

 小学2年生の月城琥太郎くんは、「昔からプラレールが大好き。今日は2両持ってきたけど、家には100両以上ある」と話した。また、参加者の中には子どもが松岡さんのファンだという母親もいて、「松岡さんが作るレイアウトがあると知って東京から来た。2歳の息子は、プラレールも好きで電車に乗るのも好き。前日の夜に、家にあるプラレールの中から、息子自身が6両を厳選して持ってきた」と目を細めた。

 同団体の瀧牧子副代表は、「コロナ禍に生まれた子どもの中には、今回が初めてのイベントだという子もいるのでは。子どもたちや母親の楽しそうな様子を見て、開催して良かったと思った」と嬉しそうに話した。

 同イベントは7月にハウススクエア横浜(都筑区、あそびい横浜主催)で、11月に大倉山記念館(MAMAstyleⓇ主催)で開催する予定。

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