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港北区 人物風土記

公開日:2023.09.14

ガーデンズ元気づくりステーションの代表を務める
巻口 徹さん
大曽根在住 64歳

福祉の心でチャレンジ

 ○…高齢者の健康づくりを目的として横浜市が推進し、現在市内で300以上のグループが活動する「元気づくりステーション」。そのひとつ、「ガーデンズ元気づくりステーション」を運営している。港北区福祉保健活動拠点で9月29日(金)に開催される、講座「知る活からやる活へ」の1日目「知る活講座」では講師として登壇。ボランティア活動の実体験を語る予定だ。

 ○…活動場所は、自身も暮らすマンションの集会室。「身近に地域活動の場がほしい」という入居者の声を聞き、元横浜市職員の知識と人脈を生かしてグループづくりを引っ張る。「『最初の推進役は、まず自分が』と考えた」と頼もしい顔を見せる。昨年4月に代表就任。現在は「皆に役割とやりがいをもって続けてほしい」と、サポートに回っている。「住民の交流の場にしたい。介護予防に限らず、趣味のサークルなど活動を広げていく」と、活動の未来を思い描く。

 ○…趣味は野球観戦と旅行。生粋のベイスターズファンで、横浜スタジアムにはよく行くという。旅行は、日常を離れて、心身ともにリフレッシュできるのがいいのだとか。「あとは読書とか、美術館に行くのも好き」と多趣味。さらに、「ウォーキングも趣味。1日30Km歩くこともある」と健康づくりにも余念がない。

 ○…高校時代、1年間の入院をきっかけに社会福祉を志した。大学のボランティアサークルに始まり、退職後は(公財)よこはまユースで青少年育成に携わっている。今年で64歳、2度目の退職が近づき、「次は、自分のルーツに戻って困窮者支援がしたい」と語る声は力強い。「人の役に立ちたい」。どこまでも福祉の心は変わらず、チャレンジを続けていく。

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