市立新吉田小学校(関谷道代校長)では、全校児童が鶴見川の河川敷を走る企画「みんなで走ろう」が実施されいる。今年度は11月8日、10日、13日の3日間、2学年ずつに分かれて走った。関谷校長によると、「交通量の増加で走る行事を取り入れる学校は減っている」という。同校の創立当初から続く伝統行事「みんなで走ろう」は形を変えながら、完走する喜びを味わい、鶴見川など身近な地域を学ぶことを目的にしている。
8日に走った2年生の児童は、「同じペースで走れた」と得意げに話した。同行事の開催に協力したPTAや、応援に来た保護者の姿を見て喜ぶ児童の姿が見られ、「途中で友達のお父さんがいたから、頑張れた」という声が聞こえた。
実施初日は悪天候により延期に。コースが走りにくくなっていたため、実施日前日に職員らで整備するなど事前準備に力を入れた。今年度同行事を担当した百濟(くだら)侑希教諭は、「『安全に楽しく』を意識した。走り終わった児童を見ると良い顔していて、無事に開催できて良かった」と話した。
|
<PR>
港北区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|