大曽根小学校(宮本雅司校長)で2月28日、児童が考えた「4─2オリジナル究極のサクッ美味かき揚げ」が給食で提供された。総合学習の一環で食品ロス問題に取り組む4年2組が、「苦手なものをおいしく食べて、給食の食べ残しを減らそう」と考案した。児童約800人にアンケートを取った結果、「苦手」という声が最も多かったナスが使われたレシピ。
児童らはグループに分かれ、煮る・炒める・揚げるの調理法に挑戦。慣れない料理に苦戦しながらも、食感やにおいなどが気にならない調理や味付けを追求し、試作を重ねた。給食は「おいしかった」「苦手だけど食べられた」と他のクラスや学年から好評。青木心桜さん(4年2組)は、「嫌いでも工夫すれば食べられる。レシピを知って食品ロスを減らしてほしい」と思いを語った。
レシピ考案に先立ち、資源循環局の職員や同校の上石沙月栄養教諭から話を聞いた児童ら。食品にかかわる人々の努力などを学び、「努力を無駄にしない」「いろんな人に感謝して食べるのが大切」と取組を振り返った。上石教諭は「給食にとどまらず、普段の生活や社会に目を向けてくれれば」と話していた。
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