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公開日:2026.02.19

神奈川RC
木馬や音楽で「感動体験」
児童養護施設の子ら招き

  • 移動式のメリーゴーランドがステージに置かれた(画像の一部を加工しています)

    移動式のメリーゴーランドがステージに置かれた(画像の一部を加工しています)

  • 蛇目さん(左)と田代会長

    蛇目さん(左)と田代会長

 家庭の経済状況などを背景に、レジャーや習い事の経験が乏しい子どもの「体験格差」が指摘される中、奉仕団体の神奈川ロータリークラブ(田代靖之会長)は2月7日、児童養護施設の子どもらを招き、メリーゴーランドの乗車や音楽鑑賞、マジックを楽しむイベントを開催した。

 「メリーゴーランド音楽隊」と題したこの企画は、かながわアートホール=保土ケ谷区=を貸し切って実施。市内の児童養護施設や里親支援機関などから幼児や小学生など約80人を招待した。

 同クラブとして初の試み。田代会長は「親が子に与えるような『感動体験』を子どもたちに届けられないか、という思いで企画しました」と経緯を話す。

 開催にあたり、市内でこどもホスピスの支援活動を行うソプラノ歌手の蛇目泰子さんや、移動式メリーゴーランド製作などを手掛ける「メリーゴーランド研究所」=中区=らが協力。ステージ上に組み立て式の回転木馬が登場した。

 来場者には蛇目さんが作成した紙のチケットが手渡され、遊園地のように「もぎり」をしてもらい乗車。恥ずかしがっていた子も木馬が回るにつれて表情が和らぎ、中には4度も乗る子もいた。

 順番を待つ間には、マジシャンによる手品や、皿回しやジャグリングなどの大道芸も間近で体験。Wi-Fiを使った現代風のマジックには「わぁすごい」と歓声が上がった。

 また、蛇目さんらオペラ歌手やバイオリン奏者によるコンサートタイムもあり、迫力あるオペラの響きやバイオリンの旋律に参加者は聴き入っていた。

 終演後はお菓子のプレゼントもあり、参加した男の子は「マジックがとっても楽しかった」と満足げな表情を見せた。

 自身も「隊長」として黄色いタキシード姿で参加した田代会長は「引率者へのアンケートでも好評の声をいただいた。また来年も同じコンセプトでイベントができたら」と次回以降の開催にも意欲を示した。

捜真生も協力

 同クラブと連携関係にある、捜真女学校のインターアクト・ボランティア部の生徒も協力。高等部1年と中等部1年の生徒5人が、チケットのもぎりやメリーゴーランド周りでの盛り上げ役を担当した。

 生徒の一人は「はじめは子どもたちも緊張していたけれど、声をかけたりして気持ちを和らげることが出来てよかった」と話した。

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