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港北区版 公開:2024年12月5日 エリアトップへ

NPO法人街カフェ大倉山ミエルの理事長で、多世代のコミュニティーづくりを行う 鈴木 智香子さん 大倉山在住 63歳

公開:2024年12月5日

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鈴木 智香子さん

自由な居場所作りに”全振り”

 ○…大倉山にあるコミュニティカフェの代表。「妊産婦・乳幼児からシニアまで、どの世代の人たちも、気軽に立ち寄れる自由な居場所にしたくて」と微笑む。赤ちゃんカフェや放課後ミエルなど、妊婦や子どもの集まる場だけでなく、子ども食堂、フードパントリー、認知症カフェなど、活動は多岐にわたる。「いろいろなコミュニティを形成していく中で、地域課題や困りごとなどが見えてきた。こんな小さな場所でもできることがある」と話す。

 ○…山口県出身。大工の父の背中を見て育ち、いつしか「建築」を志すように。高校時代に美術部員だったこともあり、上京し、建築学科のあった多摩美術大学に入学。「課題に追われる毎日。おかげでタフになった」と振り返る。就職先は大手ゼネコン。一級建築士の資格を取得した。そこで出会った夫の転勤先の札幌で、小学生2人の母として参加した「公園あそびの会」の立ち上げが、今の活動に至るきっかけ。

 ○…カフェに集まる孫の友達や同年代の子どもたちから「ばあば」と呼ばれ、嬉しそう。3年前に定年退職し、ミエルの活動を手伝っている夫は「じいじ」だ。「ここはみんなが自由に集まれる居場所。私はそれを維持するのが役目」。関係機関や団体とのつながりを増強し、行政からの補助や助成を事業拡大の資金に充てるなど、維持・運営に力を入れる。

 ○…「周りの人たちに支えられているから動ける」と、自立的に企画を起ち上げるミエルのメンバーや、ボランティアを買って出る地域の人たちへの感謝を忘れない。昨年、「NPO法人市民セクターよこはま」の理事長に就任。近所から区域、市域へと「顔が見える」市民活動の幅を広げている。

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