事業開始30年、節目の共生まつり
10月５日、ライブや模擬店

利用者のイラストが描かれたチラシ
横浜らいずを訪問した当時の天皇皇后両陛下(2005年)＝提供

　社会福祉法人横浜共生会（村松紀美枝理事長）が運営し、今年４月に事業開始30周年を迎えた新吉田地域ケアプラザ・横浜らいず（新吉田町６００１の６）と、隣接する花みずきを会場に10月５日（日）、「令和７年度・共生まつり」が開催される。時間は午前11時から午後２時。入場無料。雨天決行。

　会場には、ハンバーガーやからあげ、肉まん、カレー、フランクフルト、やきそばの他、焼き菓子、野菜販売などの模擬店が立ち並び、キッチンカーの出店も。地域作業所の製品、雑貨・紙すき製品の販売も行われる。

　イベント会場では、歌手・伊藤えりさんによる30周年記念コンサートが開かれる。ディズニープリンセス声優として活躍する伊藤さんは、劇団四季や東宝など数多くのミュージカルに出演している。なお、感染対策のため、来場者と一緒にいられない施設利用者は、各棟でテレビでの生中継を観賞するという工夫も。また、昨年も公演したどどん鼓による和太鼓演奏や、会場内では道化師のテッチさんのグリーティングも行われる。同まつり実行委員長の津國久美子さんは「今年で30周年。さまざまな催しをご用意して、たくさんのご来場をお待ちしています」と呼び掛ける。

　横浜市営地下鉄新羽駅、交番前ロータリーから会場までの無料巡回送迎バスの運転あり。午前10時８分から順次送迎。

　詳細・問い合わせは横浜らいず【電話】０４５・５９２・１０１１。

　感染防止対策のため、マスクの着用等を推奨している。

地域支え歴史紡ぐ

　横浜共生会は１９９３年12月に設立。95年の横浜らいず、新吉田地域ケアプラザの事業開始から30年間に港北区を含めた７区で54カ所の障害者支援施設、地域活動ホーム、地域ケアプラザ等の施設を設立・運営し、地域の福祉を支えている。