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港北区 社会

公開日:2026.01.01

檜皮生安課長に聞いた

  • 檜皮生安課長に聞いた (写真1)

 港北警察署管内での2025年(1月〜11月末)の特殊詐欺被害認知件数は103件、被害総額は約7億3800万円に上り、前年同期比で約5億7000万円増と激増した。生活安全課の檜皮誠課長に、急増する手口と対策を聞いた。

――管内の現状は。

 「件数は103件(前年比プラス42件)ですが、被害総額が約7億3800万円と爆発的に増えています。特に『オレオレ詐欺』の件数が52件と、前年の21件から約2・5倍になっています。SNS型投資・ロマンス詐欺も依然として多く、1件あたりの被害額が大きいのが特徴です」

――どのような手口が増えていますか。

 「『警察官』や『検察官』を名乗る手口が急増しています。最初は電話で『あなたの口座が犯罪に使われている』『逮捕状が出ている』と不安を煽ります。遠方の警察署に出頭できないと言うと、『LINEのビデオ通話で取り調べを行う』と誘導してくるのが最新の傾向です」

――ビデオ通話ですか。

 「はい。ビデオ通話をつなぐと、画面越しに制服姿の人物や、偽造された警察手帳、逮捕状のようなものを見せて信用させます。そして『潔白を証明するために、口座の資金を一旦振り込め』と要求する。20代の若者から高齢者まで、広い世代が騙されています」

――どう対策すれば良いでしょうか。

 「まず『警察官がビデオ通話で取り調べを行うことはない』と知ってください。そして、お金の話が出たら一旦電話を切ること。もし警察を名乗る電話が来たら『所属・階級・氏名』に加え、必ず『内線番号』を聞いてください。その後、自分で調べた警察署の代表電話にかけ直し、その内線につないでもらうことで真偽を確認できます」

――自転車盗も増えているそうですね。

 「11月末時点で387件発生しており、オートバイ盗と合わせ増加傾向です。わずか5分の買い物でも被害に遭います。『短時間でも鍵をかける』、そして『ダブルロック』の徹底をお願いします」

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