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港北区 社会

公開日:2026.01.22

古式に則り、世相占う
師岡熊野神社で筒粥神事

  • 湯気が立ち込める大釜から葭の筒を引き上げる石川宮司

 一昨年に創建1300年を迎えた師岡熊野神社(石川正人宮司)で1月14日、古式に則り世相を占う筒粥神事が執り行われた。

 筒粥神事では、粥を用いてその年の農作物の吉凶や気象、風雨などを占う。949年から続き、今年1077回目を数える同神社の筒粥神事は、横浜市の無形民俗文化財にも指定されている。

 同神社では、境内に据えた大釜に27本の葭の筒と米一升を入れ、粥を炊き上げる。筒に葭を用いるのは、葭が「よし」「あし」とも呼ばれ、物事の「良・悪」に通じるとされ、農作物の「吉・悪」を占うのに相応しいとされるためだという。

「世の中8分」に安堵

 神事では大祓詞奏上、祝詞奏上、玉串拝礼等に続き、石川宮司によって大釜の中から葭の筒が引き上げられた。社殿では27本の筒が一本ずつ割られ、入っている粥の量により「大麦7分」「大根半分」などと、農作物23種と日・雨・風・世の中について占いの結果が発表された。

 多くの参列者が最も注目するのが、最後に発表される「世の中」について。今年は、昨年に続き「8分」との結果が出ると、集まった人の表情には安堵の色が浮かんだ。

 石川宮司は「世の中が8分だったのは神様の思し召し。皆様にとって、令和8年が素晴らしい年になることを願っております」と話していた。

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