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公開日:2026.10.08

オープンファクトリー 地場産業の魅力次世代へ 職人体験企業を募集

  • 機械を操作する児童ら(区提供)

    機械を操作する児童ら(区提供)

  • 参加する児童(同)

    参加する児童(同)

  • 職人の話を聞く参加者ら(同)

    職人の話を聞く参加者ら(同)

 港北区は現在、区内の製造企業が工場を公開する「第15回港北オープンファクトリー」の参加企業を募集している。2027年3月6日(土)の開催に向け、今回は新たに中学生や高校生を対象とした職業体験企画を導入する。地域の魅力を発信し、将来の担い手育成と人材確保につなげる狙いだ。

 同イベントは、一般社団法人横浜北工業会の協力のもと、区内のものづくり企業と行政が主体的に連携し、工場見学や体験を通して地域産業の魅力を伝える取り組み。横浜市内で唯一の「地域一体型オープンファクトリー」として2013年3月の第1回開催以来、継続的に実施されてきた。前回の今年3月開催時には区内18社が参加し、約500人の小学生や保護者が参加。「精密な技術力に感動した」「身近な製品が区内で作られていると知れた」といった声が寄せられるなど好評を博している。

中高生向けも

 一方で近年、区内の中小企業では人材確保や事業継承が大きな課題となっている。そこで今回は、従来実施してきた小学生向けの体験企画に加え、進路や職業選択を本格的に考え始める中高生を主な対象とした職業体験プログラムを新設した。

 当日は会社説明や工場見学に加え、60分ほどの本格的な職業体験や若手社員との交流機会を設ける予定だ。若者世代にものづくりの面白さを伝え、将来的な人材確保と地域産業の持続的発展を目指す。また、案内役を務める若手社員にとっても仕事の理解を深める貴重な機会となり、社内の職場環境見直しにもつながるなど企業側のメリットも大きい。イベントPRや広報、参加者募集や保険加入などの事務作業は区役所側が担うため、負担を抑えて地域貢献に取り組めるのも魅力だ。

 第1回から連続で参加を続ける東洋測器株式会社(新羽町/新横浜テクノヒルズ)の串田健司社長は、「地域の方々に、地元の製造業の会社を知ってもらうために参加。おかげで知られてきたと感じる。子どもたちに、ものづくりや製造業に興味を持ってもらい、将来うちで働いてもらえたらうれしい」と、参加の意義やこれまでの手応えを話す。

 参加対象は区内で1年以上継続して事業を営む製造事業者で、募集締め切りは10月16日(金)。12月上旬までに参加企業を確定したのち、来年1月上旬から一般参加者の募集を開始する計画となっている。区の担当者は「ものづくり体験を通じて地域の明日にワクワクを感じてほしい。多くの企業の応募をお待ちしています」と呼び掛ける。申込みや詳細は港北区役所区政推進課【電話】045・540・2229。

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