都筑区 人物風土記
公開日:2011.09.22
9月11日に都筑民家園「お月見ライブ」でハープを演奏した
吉田 梨紗子さん
茅ヶ崎東在住 22歳
音楽が私の生きる道
○…会場には約100人の観客。ヴァイオリニストの母とのアンサンブルを披露した。”月を見ながら音に触れる”という幻想的な空間の中で、観客はしっかりとその音色に耳を傾けてくれた。しかし「あっという間に時間が過ぎて、よく覚えてないです」と演奏に必死で周りを見る余裕がなかったと悔しそう。「観客には最高の演奏を聴かせたい」そんな思いがいつも胸にある。この情熱は、聴いた人の心に伝わったに違いない。
○…ハープを始めたのは5歳の時。親の勧めでヴァイオリンを始めたが「母が弾く物って感じがしてピンとこなかった」と話す。そこで一緒に演奏できる楽器はないかと探していた時、ハープを知った。変わった形の珍しい楽器に心を惹かれた。そして、練習を重ねるうちに、弾く人によって音が全く違うことを実感。「自分にはどんな音が作れるのか」と夢中になった。
○…趣味はお笑いライブに行くこと。中でも大好きなのがノンスタイル。「2人が作り出す雰囲気が好き」と高校の時は追っかけをしていた。今でもライブがあればどこへでも1人でパッと行ってしまう。思いたったらすぐ動く。最近は、「クラシックを若い人にも気軽に見て欲しい」と、友達と自分たちの演奏をネットで生配信するなど、新しいことにも挑戦している。
○…自分を表現することが好き。子供の頃は子役として劇団に所属し、CMやモデルなどの芸能活動をしていたことも。しかし、背が高く同年代よりも大人っぽく見えるため、演じる幅が狭まってしまったという。今は、その夢を音楽の舞台で実現。華麗な容姿を武器に、長い手足の優雅な動作が演奏を一層引立たせる。それは、自分の個性を活かした”表現”だ。現在は音大の4年生。「私には音楽なしの人生は考えられないです」と真剣な眼差し。これからの出会い、経験を重ね奏でられる音色は無限大。きっと自分らしい素敵な音を作り続けていくのだろう。
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