川和高校バドミントン部 2年連続で関東大会へ 背水の陣でつかんだ切符
高校バドミントン関東大会県予選の団体戦ベスト8以上の試合が4月29日、秩父宮体育館(藤沢市)で行われ、川和高校男子団体が7位に入賞。6月6日から埼玉県で行われる関東大会への出場を決めた。同校の出場は3度目、昨年に続き2年連続となる。
団体戦は2ダブルス1シングルスで試合が行われる。例年は上位5校が関東大会への出場権を獲得できるが、今年は記念大会のため出場枠が7校に拡大。各校が数少ないチャンスをものにしようと戦った。
昨年は4位入賞し、関東大会に出場した同校。2年連続出場を目指して練習を重ねてきた。横浜北地区予選を優勝し、県大会へ出場。県でも強さを見せ、一試合も落とすことなくベスト8まで駒を進めたが、準々決勝で横浜高校(金沢区)に敗戦。その後、7位決定戦で桜丘高校(保土ケ谷区)と関東大会の最後の枠を賭けて戦った。
第1ダブルスは安定感のある佐々木琢磨部長(3年)・川畑洋貴君(3年)ペアが勝利。第2ダブルスの森田篤志君(3年)・仲尾次祐希君(3年)がプレッシャーをはねのけて勝利し、関東への切符を手にした。佐々木部長は「出場が決まってほっとしています。関東では一つでも多く勝ち進みたい」と意気込む。
一体になってつかんだ勝利
同校はシングルス、ダブルスの両方をこなすメンバーが多く、相手によってペアを変えられる器用なチームだ。部活動が盛んな川和高校は練習場所の確保が難しく、体育館での少ない練習を効率よくこなす。またOBたちも協力し、マンネリになりがちな日々の練習に刺激を与えてくれる。メンバーだけでなく、関係者全員でつかんだ悲願の関東大会だ。鈴木裕司顧問は「土台が整った良い環境がある。本番に向けて、基礎から応用まで腕を磨いてほしい」と分析し、関東での活躍に期待を寄せている。
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