6月12日に都筑区商店街連合会の会長に就任した 栗林 一夫さん 茅ケ崎東在住 60歳
「変化と継続」で発展を
○…区内8つの商店街で構成された都筑区商店街連合会。6月12日に開かれた総会を経て会長に就任した。今年度から青年部と女性部を併合し新たに「都筑バーチャル商店街」を設置するなど、これまでの活動を継承しつつも変化を取り入れて活性化させる。「少しずつ若い区商連に変えていかないと。関係団体と連携を取りながら、さらに都筑を発展させたい」と意欲的だ。
○…1994年に都筑区が誕生する以前から、ブルーライン開通イベントの運営をはじめ様々な形で地域のまちづくりに関わってきた。現在は都筑区懇話会の監事や港北ニュータウン中央商業振興会の会長など、地域に根差した活動団体の主要メンバーとして奔走する。「代表というと偉そうだけど、会の皆さんのやっていることを外に発信しているだけ。広報だと思っている」と笑顔で語る。
○…港北ニュータウンエリアで生まれ育った。若手だからと地域団体の事務や中学校のPTA会長を任されるようになったのが活動を始めるきっかけに。最も印象深い取り組みは、フランスの都市との交流を記念して贈られたバラ『ローザ・つづきく』の植樹。これは自身が主体となり、何度も現地を訪れるなどして関係を構築して始まったもの。昨年の区制20周年式典ではこの都市の市長に感謝状が贈られ、今でも関係が続いている。「どんなことに対しても続けるということが大切」と力を込める。
○…お酒が好きで、晩酌が1日の楽しみ。誘われることが多いのもあり、つい飲みすぎてしまうことも。忙しい日々の中で自宅の庭の手入れをするのが息抜きだという。また、人の顔と名前は一度見たら忘れないのも特技のひとつ。「相手のことを覚えたら相手も覚えてくれる。そうやっていつかは名刺交換をしなくていいほどみんなが顔馴染みになるようにしたい」。思いを新たに、区の経済発展をけん引する。
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