都筑区版 掲載号:2018年2月8日号
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プロプレーヤーとしてけん玉の普及に努める 吉田 勇太さん 長坂在住 33歳

なくてはならない相棒

 ○…国内強豪チームの1つ「湘南けん玉部」の中心選手として、数々の大会で活躍する実力派。現在、台湾のけん玉ブランドからスポンサーを受けるプロプレーヤーだ。けんを持ったまま玉の穴に小指を入れる妙技や、糸なしけん玉を使用したアクロバティックな技で多くの人を魅了している。「けん玉1つで観客が驚き、笑顔になっていく姿を見るのがたまらない」と興奮気味に話す。

 ○…普段は県内の児童相談所に勤務。児童福祉司として、虐待を受ける子どもの受け入れや子育ての悩みを持つ親の相談にのり、解決に導いている。25歳の時、仕事場に置いてあったけん玉で、玉の穴にけん先を入れる「とめけん」を一発成功。「才能あるかも」と動画サイトや本を見ながら独学で学ぶ内に、どんどん魅力に引き込まれていった。1日8時間程の猛特訓の甲斐もあり、世界大会の決勝に進むほどの腕前に。「人生でこんなにはまったものはない。今ではなくてはならない相棒」。最近は6歳になった自身の娘もけん玉をするようになり「時々教えるんです」と思わず表情が緩む。

 ○…けん玉以外にもスケートボードやジャグリングなど多趣味。全てに共通するのは、ひたすら練習して一つひとつの技が決まる瞬間の喜びだという。上達の秘訣は「素直に人の話を聞く」「あきらめない心」「自分らしさを持つこと」の3カ条だ。「人生にも同様のことが言えると思う。あきらめなかったら、どんなことでもできる」と真っ直ぐな目で語る。

 ○…仕事をしながら、日本各地の幼稚園や病院、商業施設などで行うショーで、けん玉の普及に努める多忙な日々。区内でも、北山田小学校や茅ケ崎台小学校、鴨池公園こどもログハウスで、”神業”を披露している。「技を見せれば『すごい』から会話が生まれる。子どもから高齢者まで楽しめる、言葉がいらないコミュニケーションツールとして多くの人に浸透してほしい」

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