近年、芸能人の覚醒剤使用や若者に人気のヒップホップミュージシャンの大麻使用など、薬物事犯が後を絶たない。区内でも昨年、川和町のビルが大麻製造工場の拠点だったとして捜索時、ビル内にいた関係者が逮捕されている事件も発生。
そんな中、地道に活動しているのが大麻や覚醒剤など、薬物乱用による弊害とそのこわさを訴えている薬物乱用防止指導員だ。県内では37支部471人(17年4月1日付)が啓発活動を行っており、都筑支部では保護司と薬剤師の計10人が在籍。区内の小中学校で「薬物乱用防止教室」=写真=を開催し、児童・生徒に薬物使用の危険性を伝えている。
同支部の指導員によると国立精神神経センターの調査では、大麻の推定経験者が133万人となりシンナーを超えて薬物乱用のトップになっていると指摘。「講演会を機に正しい知識を得て、薬物乱用はこわいということを知ってほしい」と加藤支部長は話す。
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