神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2018年7月12日 エリアトップへ

グリーンライン川和町駅周辺 再開発が本格始動 農地の宅地化など進める

社会

公開:2018年7月12日

  • LINE
  • hatena
起工式でくわ入れを行う岩澤理事長
起工式でくわ入れを行う岩澤理事長

 市営地下鉄グリーンライン川和町駅周辺西地区の土地区画整理事業の起工式が7月2日に開かれ、川和の再開発が本格的に動き出した。今後、広い農地を宅地化するなどのインフラ整備が行われる。

 川和町駅の1日当たりの平均乗降者数は、昨年度8347人。10年前の4360人と比べると約2倍に増加しているが、区内8つの駅の中で、最も少ない利用者数だ。

 かつて役所や警察署、郵便局など公的機関が集積し、周辺地域の政治・経済の中心地として栄えていた川和地区。1965年に港北ニュータウン開発が発表されたが、川和は対象地区に入っておらず、まちの発展は徐々に遅れを取っていった。

 こうした状況を受け、08年の川和町駅誕生を契機とし、地元住民が中心となって新たなまちづくりを検討。今年3月には同地区土地区画整理組合(岩澤伸夫理事長)の設立を横浜市が認可した。

コンパクトで活気あるまちに

 開発を進めることになった西地区は、川和町駅と県道12号(横浜上麻生線)が交差する東西約350m、南北約600mにわたる施工面積約7・3ヘクタールのほとんどが農地だ。同組合が掲げるまちづくりのテーマは「コンパクトシティ」。「徒歩でさまざまな用事を済ませることができる、地域に密着した活力あるまちを目指す」としている。

 駅前では日常的に買い物ができる商業施設や各種サービス施設、住宅が集積した複合市街地の形成を目指す。また約4万平方メートルの宅地や公園、街路なども整備していく。さらに駅利用者の利便性向上に向けた車両乗降スペースの設置や、無電柱化なども検討していく予定だ。

 起工式には同組合関係者や区選出の県義、市議など約70人が参加し、盛大に執り行われた。事業計画では約1600人の人口増を目標とし、21年3月までに土地造成工事を終わらせたい意向だ。

 ある地権者は「買い物をするにも不便なエリア。幅広い年代が集い、交流できるようなまちになれば」と話す。

 岩澤理事長は「『川和町に住みたい』と思われるような、安心安全で魅力あるまちづくりを進めていく」と期待を込める。

都筑区版のトップニュース最新6

「子育てあるある」を一緒に

特別養子縁組おしゃべり会

「子育てあるある」を一緒に

27日、ポポラで

4月18日

ジャズ&トークで能登支援

ジャズ&トークで能登支援

21日、都筑区団体が主催

4月18日

「ゆわっこのおうち」開所

一般社団法人うるの木

「ゆわっこのおうち」開所

障害児の居場所の1つに

4月11日

レスリング日本代表に

都筑スポセン岡本景虎さん

レスリング日本代表に

11日からアジア選手権

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

50年後、区人口2/3に

横浜市人口推計

50年後、区人口2/3に

世帯数は約8割に

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

都筑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook