ひきこもり支援説明会
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横浜市立東山田小学校(東山田1の4の1)は、創立20周年の節目を迎え、昨年12月24日に横浜国際プールでお祝いの会を行った。宇都宮桂校長は、「密を避け、広い場所で全校児童が集まり開催することができた。みんなの支えに感謝です」と話した。今号では20周年セレモニーや、同校のあゆみを紹介する。
児童主役の手作り式典
国際プールには、PTAが中心となって行った装飾が施され、1〜3年生はスタンド席、5組と4〜6年生はフロアから参加した。セレモニーの部では創立20周年記念事業実行委員長の小泉武さんが「コロナ禍だが開催できてよかった。一人ひとりが力を発揮し更なる成長と50、60年と発展していくことを願う」と述べた。また、スペシャルゲストとしてアイススレッジホッケー選手でメダリストの上原大祐選手が登場し、「好奇心があることはぜひやってみて」とエールを送った。
児童が中心となったフェスティバルの部は、「勉強を真面目にするところ、友達を大切にする東山田小の良さを生かし絆を繋げていきたい」と話した計画実行委員の挨拶からスタート。全校児童から募集して決定した20周年のマスコットキャラ「福来くん」が登場し児童らを喜ばせた。20周年クイズや各委員会が中心となり取り組んだ記念給食メニュー、記念エコバックなどの紹介を行った。6年生によるソーラン節の披露では、会場の掛け声や手拍子により「会場の一体感を感じながら踊ることができた」と6年生は満足の表情を見せた。
なかでも盛り上がったのは、ジャンボケーキのお披露目のシーン。第一フォームの澁谷正明さんが材料の発泡スチロールを提供し児童が中心となり飾り付けを行った。澁谷さんは「メッセージをデコレーションのように張り付けるアイデアが面白かった」と話した。
式の最後には代表児童らが「いつもと違う1年だったけれどお祝いの会をみんなでできてよかった、未来に向かって羽ばたいていきたい」と呼びかけた。
地域の中で学びを深める
古くから人々に親しまれている地名の「山田」を継承し、所在地の東山田から「東山田小学校」と命名され、2001年に山田小学校から分かれ開校。児童や保護者から公募した校章には、21世紀に生きる子どもに、富士山や太陽のように高く大きい夢を抱いてほしいと願いを込め、東山田郷土資料館の栗原満直館長が作成した。
開校当時542人だった児童数も、近隣マンションや戸建ての建設によって増加。2008年には開校当初の倍以上の1194人に。児童数の増加に伴い、2004年にはプレハブ校舎を設置するため、第4回運動会から数回は国際プールで運動会が行われた。現在は、564人の児童が在籍する。
地域との交流も盛んに行われ、東山田にある町工場が協力し、毎年開催される「こどもまち探検」は「地域のことが詳しくわかってたのしい」と人気を集める。これからも地域と関わり合いながら歴史を紡いでいくだろう。※航空写真提供(株)ひまわり空撮
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