令和4年度都筑区人権啓発講演会が19日、都筑公会堂で開かれ、戦場カメラマン・フォトジャーナリストとして活躍する渡部陽一さんが講師として登壇した。
人権について考えてもらう機会を提供するため、都筑区役所が毎年企画しているもので、地域住民270人が参加した。
ルワンダ紛争に参加する銃を抱えた少年兵や、泣いて助けを求める子どもたちの姿に衝撃を受け、20歳の時に戦場カメラマンを志したという渡部さん。「犠牲者はいつも子どもたち。戦争の被害や、そこにいる彼らの声を写真を通じて世界に届けたい」と話した。
攻撃を受けて崩壊した建物など、現地で撮影した写真を紹介しながら独特な語り口で戦場での経験を伝える渡部さんの姿に、参加者は真剣なまなざしで見入っていた。
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