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公開日:2024.01.11
都筑警察署
スケボー取り締まり強化
すきっぷ広場の被害増加で
都筑警察署(山本隆生署長)はこのほど、センター南駅前のすきっぷ広場(茅ケ崎中央)でのスケートボード利用者に対して、今後取り締まりを強化することを決めた。増加するスケボー被害が背景。
苦情、月約50件
本来、同広場はスケボーの利用は禁止であるため、利用者に対する苦情は以前から相次いでいた。人的被害こそ報告されていないというが、設備の破損など多数の被害が確認されている。特に、2020年の東京オリンピックを境に苦情、被害ともに増加傾向にあるという。現在、月に50件ほどの苦情がある。
被害が一際大きいのが広場中央に向かって広がる階段の部分で、1段目では木材部分が大きく欠けていたり、穴が空いていたりと傷が目立つ=写真。同広場は近隣の小学生、未就学児の利用も多く、釘や尖った部分がむき出しでは危険が大きい。また、イベント等で使用される機材が破損するなど多方面で影響もあった。
同署は、広場を管理する都筑土木事務所と協力し、ポスターや看板を設置するなど注意喚起を行ってきたが、被害は増える一方。同事務所の担当者は「破損箇所が多く修理が追い付いていない状態。修理費等もかかるのでやめていただきたい」と話す。
こうした現状を受け、警察署は12月に禁止を伝えるポスターを9カ所に掲示。利用者を見つけ次第、取り締まりを行う。
同署担当者は「公道では滑ってはいけないというのは大前提。適切な場所で楽しんでほしい」と述べ、「利用者の多くは独自のコミュニティに所属しているため取り締まりを強化することで、利用禁止になったことがコミュニティ内で広がってくれたら」と話した。
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