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公開日:2024.01.25
つづきの丘小6年児童
飲食店とメニュー開発
半年かけ、地域の2店舗と
つづきの丘小学校(田渕恵子校長)の6年生は総合学習の時間で地域の飲食店と協力し、約半年かけてオリジナルメニューを開発した。開発されたメニューは3月ごろから販売を開始する予定だ。
同校ではキャリア教育の一環として、児童が様々な職業人から仕事のやりがいや体験談を聞き、将来の選択肢などを学ぶ授業を「総合」の時間で行っている。その発展として、地域の人たちの仕事を知るために6年生の担任教諭らがこの取組を企画。学校側から協力を募ったところ、中華料理店の「ダブルハピネスダイニング」(都筑区/伊藤一敏代表)とお好み焼き店の「子ぐま」(青葉区/里井健代表)が協力してくれることに。昨年7月には、伊藤代表と里井代表、6年生の児童48人が顔を合わせ、実現に向けての話し合いを開始した。
夏休み明け、児童はそれぞれの店に合うメニューを考案。多数のアイデアが児童から寄せられた。伊藤代表は「ラーメンにハンバーグを入れるなど、自分には思いつかないアイデアがあって面白かった。児童も先生も熱心に取り組んでいた」と振り返る。
代表2人は同校に何度も足を運び、児童とともに調理を行い試行錯誤を重ねてきた。2組担任の尾崎阿佐香教諭は「試作品も毎回大好評で、児童たちは『すごく美味しい』と絶賛してました」と笑顔で話す。試作を通して、児童は様々な意見やアイデアを出し合いメニューのよりよい形を目指していった。
その結果、子ぐまで提供されるのは「ピザ風お好み焼きon the チーズ」と「オリジナルドリンク」、ダブルハピネスダイニングでは「つづきの丘小特製ビビンバラーメン」と「つづきの丘スペシャル黒酢とまたまラーメン」に決定した。3月頃から販売される(前後あり)。
児童は現在、販売開始を前にポスター制作など宣伝に取り組む。これまでの学びをまとめていく方針だ。1組担任の草場史佳教諭は「生徒が一生懸命、開発したメニューです。ぜひ、地域の人たちに食べていただければ」と話した。
今回、協力したダブルハピネスダイニングは近隣の中学校の職業体験の受け入れを行ったりと、地域貢献に力を入れている。伊藤代表は「今後も同じような取組があれば協力したい」と話した。
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