横浜市は2024年度の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を発表した。
各種目の測定値から総合的に判断する体力合計点では、横浜の小学生は男子51・4、女子51・8で、全国平均値の男子52・5、女子53・9を下回り、中学生でも男子39・9、女子44・2で全国平均の男子41・7、女子47・2を下回った。昨年度との比較では小学校の男女、中学生男子がやや上昇、中学生女子は横ばいだった。
同調査は毎年小学5年生と中学2年生の男女児童生徒を対象に、市が実施している。50m走やボール投げなど、9種目の記録を10段階で得点化し、体力合計点として算出。調査は4月から7月までに小学5年生約2万6千人、中学2年生約1万6千人を対象に実施した。
体力・運動能力調査では、小学生男女の長座体前屈、小中男女の反復横跳びなどで全国平均を上回ったが、握力や上体起こしなどでは、小中男女で全国平均を下回った。
運動習慣については、「授業以外で運動やスポーツをする1週間の平均時間」、「運動やスポーツは大切なもの」と回答した割合が全国平均よりも高く、横浜市では運動習慣についての意識が高いことが分かった。
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