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都筑区 文化

公開日:2025.02.06

横浜OLC(オリエンテーリングクラブ)
都筑緑道でロゲイニング

  • スタート前に意気込みを語る笹谷一家(上)、チェックポイントで指定の写真を撮る参加者(下)

 横浜オリエンテーリングクラブ(西村和人代表=関連に人物風土記=)が主催する第30回大会「都筑緑道ロゲイニング」が2月2日、開催された。

 ロゲイニングとは、地図とコンパスを持って決められた競技時間内に、指定されたチェックポイントを巡り、ポイント毎に決められた点数をいかに多く獲得できるかを競うナビゲーションスポーツ。オリエンテーリングと違い、ポイントを回る順番は参加者に委ねられており、事前のルート選択が、高得点と完走の鍵となる。

 同クラブがロゲイニングを実施するのは初めて。都筑区内には総延長約15Kmにも及ぶ車歩分離の緑道が整備されていることから、その特徴を生かしての開催となった。

 今大会のルールは、指定された40カ所のチェックポイントで、事前に渡された資料と同じ写真を撮影し、できるだけ多くのポイントを回り、3時間以内に戻ってくること。時間内に全てを回ると総得点は2100点になるコースで、制限時間を1分オーバーする毎に50点の減点となる。昨年12月に同クラブ会員による試走では、3時間以内で全チェックポイントを回ると総距離は31・5Kmになったという。

150人が参加満点ランナーも

 大会には個人およびチームの部に約150人が参加。荏田南在住の笹谷淳一さんは妻の裕子さん、息子の学杜(まなと)さん、拓杜(ひろと)さんの家族4人で参加。学生時代にオリエンテーリングを楽しんだ経験を持つ夫妻は、地元で開催されることを知り、家族でエントリーした。笹谷さんらは12カ所を回ってゴール。荏田南小1年の学杜さんと荏田南幼稚園年長の拓杜さんは「楽しかった」「71番が大変だった」と"完走"の感想を語った。

 男性ソロの部で優勝した渡邊寛希さんは、制限時間内に全チェックポイントを回る満点で完走。しかも試走したクラブの会員より7分近く早いタイムでゴールした。

 西村会長は「参加者が怪我なく楽しんでもらえホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。またロゲイニングの開催については、「さまざまな年齢層の人が楽しめ、健康増進にもつながるので、定例化できれば」と希望を語った。

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