意見広告・議会報告
意見広告 公園維持の危機 担い手不足と財源問題にどう向き合うか 自民党 横浜市会議員 しらい亮次
横浜市の公園は約2700まで増加し、身近にみどりを感じることができる素晴らしい環境が整ってまいりました。一方で、公園の維持をしてくださる公園愛護会も高齢化が進み、担い手不足が深刻となっています。
公園を管理するみどり環境局の調査によると、令和7年度の街区・一般公園管理業務の予算は約38億1600万円で、令和3年度と比較し、労務単価と物価上昇の影響で、約7億円増加しています。更に、現在公園愛護会が担っている植栽管理・花壇管理・園地清掃を委託費に換算した場合、年間10〜15億円となります。つまり、極論ですが、今後公園愛護会が消滅した場合、年間10〜15億円もの費用が追加で必要になります。みどりが身近にあることは素晴らしいことですが、今後のみどりの維持については本気で考えていかなければなりません。
現在、市民の皆さまからみどりを残すために「みどり税」を年間900円いただいていますが、何に使われているかわからない、実感しづらいのが正直なところだと思います。みどり税は街路樹の維持管理に充てられていますが、実は公園の維持管理には使われていません。これは横浜市の内部規約で、みどり税は公園の維持管理費には充てられない形となっているためです。皆さまもみどり税の在り方について色々とご意見があるかと思います。既にいただいているみどり税をより実感しやすく使うために、内部規約の変更を促し、公園の維持管理にも使えるよう働きかけていきたいと思います。
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