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公開日:2025.06.26
学童野球川和シャークス
県大会Ⅴ 悲願の全国へ
創部48年で初
高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)神奈川県予選大会の決勝が6月15日、川崎市営等々力球場で行われ、都筑区内で活動する川和シャークスが悲願の初優勝を決めた。8月11日(月)から新潟県で開催される全国大会に挑む。
同大会は、学童野球の最大規模の全国大会。シャークスは、昨年秋に行われた都筑区大会で優勝し、横浜市大会に進んだ。今年春に行われた市大会では、順調に勝ち上がり決勝へ。決勝では戸塚アイアンボンドス(戸塚区)に0対2で敗れたものの、県大会への出場権を獲得した。
県大会は、各地区を勝ち上がった32チームが出場。1回戦で三田フレンズ(厚木市)、2回戦で船越ファイターズ(横須賀市)、準々決勝で南町ブルーシャークス(川崎市多摩区)を破り、準決勝に駒を進めた。
準決勝では、野川レッドパワーズ(川崎市宮前区)と対戦。田村大翔選手(つづきの丘小6年)、阿部孝太朗選手(茅ヶ崎台小6年)の継投で相手打線を無得点に抑えるも、打線が相手投手陣に抑えられ、0対0で勝負は抽選へ。6対3で決勝進出が決まった。
決勝の相手は、市大会と同じ戸塚アイアンボンドス。初回、亀井大翔選手(茅ヶ崎小6年)の適時2塁打で先制すると、先発した吉本結楽選手(あざみ野第一小6年)が無失点の好投。2対0で迎えた5回表、谷口蒼馬選手(都田西小6年)の適時2塁打、吉本選手の3点本塁打で4点を奪い相手を突き放す。最終回、相手の反撃に遭うも6対4で逃げ切り、栄冠を勝ち取った。主将の阿部選手は「5年生の秋の県大会で敗れて以来、戸塚アイアンボンドスに勝って全国大会に行きたいと思って頑張ってきた。それが達成できてうれしい」と破顔する。
「都筑区代表として」
1977年の創部以来、初の全国大会となるシャークス。2019年に同県大会で準優勝と全国にはあと一歩届かなかった。成田辰徳監督は「6年前に選手たちが目標を日本一に定め、全国に届かなかった。以降ずっとかける思いがあった。選手も保護者もよく頑張った」と万感の思いを語る。昨年、YBBLで春季優勝、県内最大規模の大会である専修大学カップを優勝するなど、今年の6年生たちは大きな舞台を経験してきた。「去年の6年生が連れて行ってくれた上部大会を経験していたことが大きかった」と成田監督。今大会でMVPを獲得した阿部選手は「チームに入ってから、この大会で活躍することだけを考えて毎日練習してきた。その成果が出てうれしい。いろいろと教えてくれた監督、コーチに感謝している」と話す。
全国大会は、8月11日から新潟県で開催される。阿部選手は「持ち味である守備力で最少失点に抑えて、勝っていきたい。まずは初戦に集中し、そこで勝って勢いをつけて全国制覇したい」と意気込む。成田監督は「都筑区、横浜市、神奈川県の代表として堂々と戦っていきたい。みんなで全国の舞台を楽しみたい」と抱負を語った。
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