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公開日:2025.09.04

吹奏楽コンクール
区内から6校が県代表
東関東大会に出場

 第74回神奈川県吹奏楽コンクール神奈川県大会で、区内の中学・高校から6校が金賞に輝いた。各校は県代表として、東関東吹奏楽コンクールに出場する。

 東関東に出場するのは中学生の部A部門で荏田南中、中川西中、茅ケ崎中の3校。また中学生の部B部門に東山田中が、高校生の部B部門に荏田高とサレジオ学院高が出場する。東関東大会は中学生の部A部門が9月7日(日)、川崎市スポーツ・文化総合センター(カルッツかわさき)で、中学生の部B部門が20日(土)、水戸市民会館(茨城県)で、高校生の部B部門が13日(土)、宇都宮市文化会館(栃木県)で開催される。A部門に出場する3校は、10月18日(土)に宇都宮市文化会館で開催される全日本吹奏楽コンクール出場を目指す。

荏田南中

 荏田南中(顧問/永野潤教諭)は、宇都宮優輝さん、内堀明咲さん、鈴木璃々衣さんの3年生3人が"幹部"として54人の部員を牽引。「1分を10分の価値にする」「自分の心を表現する」をテーマに日々の練習に励んでいる。県では「練習してきたことを遺憾なく発揮できた」と内堀さん。現在は東関東を見据え、普段の練習に加え、自主練習にも余念がない。宇都宮さんは「『全国金賞』の目標に向け、東関東でもいい演奏を」と意気込む。鈴木さんも「部員全員、気持ちを乗せて練習している。皆で全国に」と情熱を燃やす。

中川西中

 中川西中は、創部以来悲願の東関東大会初出場。部長の中村日向さん(3年)は「たくさん練習してきたので、努力が報われて良かった」と笑顔を浮かべた。部の目標が『東関東大会出場』だったため、「目標を達成し、浮かれている気持ちもあるが、かっこいい曲の良さを生かすような演奏をしたい」と気を引き締める。顧問の石井智大さんは「美しい音作りに取り組んできたことが評価されうれしい」と喜んだ。また「楽器の寄贈など卒業生を含め地域の方々の支援のおかげ」と感謝の言葉を口にした。

茅ケ崎中

 茅ケ崎中は3年連続の東関東出場。部長の川原悠聖さん(3年)は「ホッとしたのが一番」と安堵の表情を浮かべつつ、「県の代表としてしっかりした演奏をしなくては」と気を引き締めた。部員70人の大所帯。個性あふれる部員たちの音色を一つに揃えるために「試行錯誤してきた」という。東関東大会では「今までの練習の成果をすべて出せるよう自信を持って臨みたい」と語った。顧問の明日山賢一さんは「音作りに力を入れてきたので、その成果が出た」と部員たちの成長を評価した。

東山田中

 中学校B部門の東山田中は久しぶりの東関東出場の切符を手にした。部長の小西彩月さん(3年)は「1年生の時から『行きたい』と思っていた東関東大会に出場できてうれしい」とほほ笑んだ。基礎練習に多くの時間を割き、「皆『こういう音で演奏しよう』という共通認識ができている」のが強味と語る。さまざまな楽器の音色を集め、音を一つにする「サウンドづくりに重点を置いてきた」という顧問の林まり子さんは、「『1ミリでも良い演奏を』の気持ちを忘れず、楽しく伸び伸びと演奏して欲しい」とエールを送った。

荏田高校

 3年ぶりに東関東出場を果たした荏田高校。部長の東里歩さん(3年)は、入部以来初めての出場を決め「凄い嬉しかった」と破顔した。今年度は部員が主体的に曲作りを行っており、「皆が協力して納得いく曲ができた」ことが好結果につながった。東関東大会では「悔いのない納得のできる演奏をすれば結果もついてくる」と金賞受賞を目指す。今年度から主顧問となり指揮も担当する田中初実さんは「今年は金管が特長。パワフルな音を聞かせることが出来る曲を選んだのが良かったのでは」と分析した。

サレジオ学院

 中高一貫校で男子校のサレジオ学院中学校・高等学校は3年連続の東関東大会出場。同校は県大会前の定期演奏会で高校3年生が引退するため、毎年中学生を含む新チームで挑んでいる。部長の浅井馨さん(高2)は、練習時間確保のため、時には厳しい要求もしたそうで「それでも皆ついてきてくれ、結果が出たのでうれしかった」と喜んだ。東関東大会では「男子校らしい力強いサレジオサウンドを響かせたい」と意気込む。顧問の長山翼さんは「活気があり仲も良い。音を突き詰める部員も多く、技術力が高い」と評価した。

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