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公開日:2025.09.11
荏田南在住宮崎さん
テコンドーで世界へ
個人・団体で日本代表に
荏田南在住の宮崎菜央さん(21)が10月7日(火)からイタリアで開催される「世界テコンドー選手権大会」に出場する。宮崎さんは「自分の実力がどこまで通用するのか楽しみ」と闘志を燃やしている。
テコンドーは「足のボクシング」と称され、スピーディーでダイナミックな足技が特徴の韓国発祥の武道。公式競技にはトゥルと呼ばれる「型」やマッソギと呼ばれる「組手」などがある。
世界大会は2年に1度開催されており、今回で27回目。個人・団体戦があり、全日本テコンドー協会(AJTA)が定める選考基準と選考大会(全日本選手権大会など)の結果に基づいて、代表選手が決定する。
継続は力なり
宮崎さんは、父・尚雄さんの勧めで姉・未央さんとともに3歳からテコンドー道場「蘇道場(蘇 秉秀(ソピョンス)師範)」に通いはじめた。中学2年の頃、世界大会の出場をかけた選考会に挑むも落選。宮崎さんは「大きな挫折を味わった」と当時を振り返る。悔しさをバネに日々の練習に励む中、コロナ禍により世界大会が中止に。「組手すら行えない日々が続いた。この時期に辞めてしまった選手も多かった」と肩を落とす。
コロナ禍が落ち着き、世界大会が再開された2023年。宮崎さんは初めて世界への切符を掴んだ。団体戦の選手の一人に選ばれ「メダルをとれるように」と挑むも、結果は完敗。体格差の大きいロシア人選手に、力が発揮できなかった。
リベンジを誓い、今年2月に迎えた全日本選手権大会。全国から集まる強敵たちを破り、準優勝に輝いた。その功績などから個人戦で代表選手に選出。さらに、3月に行われた選考会で団体戦の代表にも選ばれた。
個人の部では初出場となる宮崎さん。「めげずにテコンドーを続けてきてよかった。世界の強敵たちと対戦し、自分の実力が通用するか、挑戦者の気持ちで挑みたい」と拳を握る。尚雄さんは「3歳からテコンドーをはじめ、努力する姿をずっと見てきた。前回のリベンジの気持ちもあると思う。力を出し切ってほしい」とエールを贈った。蘇師範は「目標にしていた大会。自信を持って挑戦してほしい」と教え子の背中を押した。
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