都筑区 社会
公開日:2025.10.09
地域の防犯力向上補助金
11月末まで申請可能
区内町内会でも活用
横浜市が推進している「地域の防犯力向上緊急補助金」。申請の受付期間、11月30日(日)が着々と迫っている。
補助金は、「闇バイト」などによる凶悪事件が多発する中、地域の防犯意識を高め、防犯力を向上させることを目的としたもの。補助対象団体は自治会、町内会、地区連合町内会で、防犯グッズによる啓発や防犯カメラの設置、防犯パトロールの実施など、住民の防犯意識向上につながる取組を支援する。補助率は10分の9で、補助上限額は20万円。1団体につき1回申請できる。
同補助金に関する問合せは防犯緊急補助金受付センター【電話】045・550・5125へ。
都筑区内では、牛久保東町内会(宮本毅会長)が同補助金を活用し、玄関や窓などに貼付する「防犯ステッカー」1200枚を作成。町内会の全世帯に配布した。サイズは8cm×8cmで、自治会と都筑警察署の連名で「巡回強化地区」とデザインされており、犯罪抑止効果が期待されている。
宮本会長は「区内でも特殊詐欺や自転車盗、放火などの被害が増えている中、抑止力になれば」と期待を寄せた。都筑警察署生活安全課は「犯人が犯行の下見を行う際、警察署の名前が入っていることで、犯行を思いとどまる効果がある」と話している。
防犯ステッカーは株式会社タウンニュース社が制作。(問)【電話】045・913・4141(平日午前9時から午後6時)
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