都筑区 文化
公開日:2025.12.25
サレジオ学院 将棋同好会
小田さんが全国へ
県準Ⅴで出場枠
サレジオ学院中学校・高等学校の将棋同好会に所属する小田匠海さん(高2)が、来年1月29日(木)から31日(土)に山形県で開催される「第34回全国高等学校文化連盟将棋新人大会」に出場する。
小田さんは11月2日・3日に開催された県予選に出場。初日は無敗の4連勝を収め、2日目はシード権を得て決勝トーナメントへ。決勝戦で惜しくも敗れたが、準優勝で全国大会の出場枠を勝ち取った。小田さんは「初日に強敵相手に逆転勝ちできたことが、自信につながった」と勝因を明かした。
後輩に感化され
小学4年生の頃に、母親と一緒に将棋のルールを覚えたという小田さん。興味を抱きながらも、受験勉強に専念。中学に入学後、本格的に将棋道場へ通い始めた。
同校の将棋同好会に入会したのは中学2年生の時。顧問を務める安住浩一さんは「入部した当初からかなりの棋力の持ち主だった。正直驚きと戸惑いがあった」と振り返る。その後、独学や後輩でライバルでもある稲葉悠人さん(中3)との対局などを通して腕を磨いた。そして昨年5月に出場した「全国高校総合文化祭」の県予選。健闘を見せるも、全国まであと一歩のところで惜敗した。悔しさを滲ませる中、今年7月に後輩の稲葉さんが全国大会へ出場。小田さんは「後輩の活躍を受けて、『自分も』と火が付いた」と語る。
全国大会の切符を掴んだ小田さん。「昨年のリベンジを果たせてうれしい一方、全国大会は雲の上の舞台。まだ信じられない」と正直に思いを吐露しつつ、「あわよくば優勝を目指したい」と目標を掲げた。
ゲームで腕磨く
小田さんは現在、全国大会に向けて、プロの対局を再現して手筋などを学ぶ「棋譜並べ」で技術を高めている。棋譜並べのほか、練習で使用しているのがオンライン将棋ゲーム「将棋ウォーズ」。小田さんは「ゲーム内に階級があり、同じくらいの棋力を持った人と対局できる。好奇心旺盛なので、色々な戦術を試せるのが楽しい」と話す。安住さんは「小田さんは研究熱心。本やアプリなども使い、戦術の幅を広げている。対局相手からすると読みづらいのではないか」と教え子を評価する。
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