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公開日:2026.09.24

傾聴ボラYou&Me 対話で居場所作り続けて 13年ぶりに講座開催

  • 水谷さん(左から2人目)による勉強会

    水谷さん(左から2人目)による勉強会

  • 勉強会で傾聴の実習をするメンバー

    勉強会で傾聴の実習をするメンバー

 心の病などから社会や家庭に居場所を無くした人のため、「傾聴」と「対話」を通した居場所作りを続けている傾聴ボランティアグループ「You&Me(岡田好美代表)」。毎月開く「傾聴サロン」は今年で16年目を迎え、生きづらさを抱える人たちのかけがえのない居場所となっている。

 「You&Me」は2010年8月、中川地域ケアプラザ主催の傾聴ボランティア講座の受講者が立ち上げた。

 主な活動は、同ケアプラザで毎月第1木曜日の午前中に、心理カウンセラーでNPO法人アーモンドコミュニティネットワーク(以下ACN)の水谷裕子代表を招き、傾聴の勉強会を開催。同日午後に「傾聴サロン」を開いている。また都筑区生活支援センター「こころ野」でも傾聴支援活動を行っている。

 水谷さんは設立のきっかけとなった傾聴ボランティア講座の企画者で講師を務めた。ACNは、区内で20年以上不登校や発達障害などで居場所を無くした小中学生のフリースペースと高齢者のコミュニティカフェなどを運営する実績を持つ。

 9月の勉強会にはメンバー10人が参加。「居場所のない人をつなぐ傾聴と対話」をテーマに、傾聴と対話の基礎や態度、相手に安心感を与える状態などを、実習を交えながら学びを深めた。

「聞いてもらえた」

 1時間半の傾聴サロンには3〜4人、多い時には8〜9人が訪れる。参加者1人に対しメンバー2人で話を聞く。メンバーは話し手を尊重し、「話したいように話してもらう」ことに徹する。水谷さんは「傾聴は相手に委ね、『あなたのことを知りたい、教えて』という姿勢で」と説く。

 サロンの参加者の中には、遠方からや何年も継続して訪れる人もいるという。多くの参加者からは「自分の話をしていいんだ」「これから生きていくのが楽になると思う」などの感想が寄せられる。「聞いてもらえた」安心感や「自分を伝えることができた」喜びから、自己肯定感の高まりにもつながっている。

高齢化が課題

 「You&Me」のメンバーは現在17人。年齢層は50代の1人を除き全員が60〜80代で、聞く側の高齢化が課題という。

 10月1日(木)には傾聴に興味のある人なら誰でも参加可能な入門講座を開催、定員30人。費用は無料。またボランティアとして活動してもらえる仲間を育成する実践講座も開催する。日程は10月22日(木)、29日(木)、11月5日(木)の3回。対象は傾聴を学びたい人で定員15人。参加費は各回500円。会場はいずれも中川地域ケアプラザ。申し込みは同ケアプラザに来館、電話(045・500・9321)、二次元コードから。問い合わせも前記連絡先へ。

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