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公開日:2026.11.05

新栄高校 ボツワナ大使が講演 3年越しの交流で実現

  • (左から)森さん、マナツァ大使(前列中央)、水上校長(後列中央)、小松さん

    (左から)森さん、マナツァ大使(前列中央)、水上校長(後列中央)、小松さん

 新栄町の神奈川県立新栄高校(水上吉央校長)に10月30日、アフリカ南部、ボツワナ共和国のボガ・トゥラ・マナツァ大使が来校し、生徒たちと交流を深めた。両者は3年前から交流を始めており、今回初めて大使の来校が実現した。マナツァ大使は、全校生徒に「相手を知り、他人を尊重し、国際人(グローバルシチズン)になって」とメッセージを送った。

 同校は2022年度から外国にルーツを持つ生徒や日本国籍取得から間もない生徒が進学しやすい「在県外国人等特別募集」を開始しており、外国籍の生徒が3学年合わせ約30人が通っている。水上校長によると「相互理解や互いを尊重する雰囲気がある」という。特別募集導入を機に、つづきMYプラザ(都筑多文化・青少年交流プラザ)館長の林田育美さんが同校の多文化教育コーディネーターに就いており、林田さんの仲介でボツワナ大使館とつながった。3年前には、小松潤一郎教諭が授業でボツワナの理解を深めるために授業で「SDGsかるた」を制作。今夏には小松教諭と希望する生徒5人が大使館を訪問する機会を得た。今回の大使来校を前に1、2年生は事前学習として再び「かるた」を制作し、控室に貼るなどして大使をもてなした。

「国際人の一員に」

 講演は同校の体育館で全校生徒を対象に行われた。マナツァ大使は「国際人として生きること」をテーマに講演。国の歴史、野生動物や自然の雄大さ、治安の良さ、ダイヤモンド産出量の多さ、日本との関係などについて紹介した。ボツワナ大学で教授を務め、広島大学に留学経験もあるマナツァ大使。日本の高校生にボツワナを知ってもらう機会を得たことに謝辞を述べるとともに「生徒たちが国際人(グローバルシチズン)としての知識を広げる一端になればうれしい」と語った。

 今夏、大使館を訪問した一人で、この日着物姿で大使を会場まで案内した森疾風さん(3年)は、「ボツワナは遠い異国と思っていたが、大使の話を聞いて、世界が近くに感じられた」と笑顔を浮かべた。小松美桜さん(3年)は「学校の代表として、着物で日本の伝統文化を示すことができて良かった。ゾウがたくさんいることや人々が助け合いながら生活していることなど日本との違いに興味が持て、勉強になった」と振り返った。

 ボツワナはアフリカ南部の内陸国。都筑区とボツワナは、2008年に横浜市で開催された第4回アフリカ開発会議に伴う「一校一国運動」において区内の茅ケ崎小学校がボツワナを担当したのをきっかけに、交流が続いている。14年からはつづきMYプラザなどの主催で、児童画を送り合う交流が続いている。

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