「あさひくん」に新ポーズ 金環日食ひかえPR強化
旭区内でも5月21日に観測される金環日食を機に、区のマスコットキャラクター「あさひくん」の認知度を高めようと、ポーズが新たに4種加えられた。4月23日には、原作者の山室萌美さんが濱陽太郎旭区長に新ポーズをお披露目する、贈呈式が行われた。
あさひくんは旭区誕生40周年を翌年に控えた2008年に誕生。デザインを公募して、1次選考を行い、区役所や地区センター、インターネット上で一般投票を実施。その結果、県立産業短期大学(中尾)に当時在学していた山室さんの作品が選ばれた。
「明るい太陽(朝日)」をイメージして作られたあさひくん。基本ポーズのほかに、「おねがい」「こまっている」など10種類(左右含む)があったが、今回は「本を読んでいる」「日食眼鏡をかけている」「看板を持っている」「ダメのポーズ」を区が山室さんに依頼し、新たに作られた。また、あさひくんと動物たちが環(わ)になっているぬり絵も製作された。
贈呈式で濱区長は山室さんと歓談。区長は製作過程などを質問しつつ、「地域に愛されているキャラクターで、イベントでは子どもたちにも人気」と話すと、山室さんは「あさひくんが活躍してくれていてうれしい」と喜んだ。
現在は藤沢市の湘南台文化センターで働きながら、4コマ漫画家を目指しているという山室さん。短大卒業後は旭区に来ることは少なく、あさひくんの活躍もあまり知らなかったそう。「できた当時よりも普及していて、すごくうれしい。地域のみなさんに知られるキャラクターになれば」と話していた。濱区長は「バリエーションが増えたので、地域のいろんな場面でも使ってもらえるのでは」と期待を込めた。
新ポーズは広報よこはまあさひ区版5月号などで使用され、本を読んでいるあさひくんは図書館などでも活用される。ぬり絵は区内保育園などで配布予定。
ダウンロードも可
旭区ではあさひくんをさらに周知させようと、3月から旭区ホームページ上のデータを自由に使用できるようにしている(個人利用など限られた範囲で使用する場合のみ)。着ぐるみの貸し出しも行っている。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|