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旭区・瀬谷区 トップニュース

公開日:2012.04.26

「あさひくん」に新ポーズ
金環日食ひかえPR強化

  • 山室さんと濱区長

 旭区内でも5月21日に観測される金環日食を機に、区のマスコットキャラクター「あさひくん」の認知度を高めようと、ポーズが新たに4種加えられた。4月23日には、原作者の山室萌美さんが濱陽太郎旭区長に新ポーズをお披露目する、贈呈式が行われた。



 あさひくんは旭区誕生40周年を翌年に控えた2008年に誕生。デザインを公募して、1次選考を行い、区役所や地区センター、インターネット上で一般投票を実施。その結果、県立産業短期大学(中尾)に当時在学していた山室さんの作品が選ばれた。



 「明るい太陽(朝日)」をイメージして作られたあさひくん。基本ポーズのほかに、「おねがい」「こまっている」など10種類(左右含む)があったが、今回は「本を読んでいる」「日食眼鏡をかけている」「看板を持っている」「ダメのポーズ」を区が山室さんに依頼し、新たに作られた。また、あさひくんと動物たちが環(わ)になっているぬり絵も製作された。



 贈呈式で濱区長は山室さんと歓談。区長は製作過程などを質問しつつ、「地域に愛されているキャラクターで、イベントでは子どもたちにも人気」と話すと、山室さんは「あさひくんが活躍してくれていてうれしい」と喜んだ。



 現在は藤沢市の湘南台文化センターで働きながら、4コマ漫画家を目指しているという山室さん。短大卒業後は旭区に来ることは少なく、あさひくんの活躍もあまり知らなかったそう。「できた当時よりも普及していて、すごくうれしい。地域のみなさんに知られるキャラクターになれば」と話していた。濱区長は「バリエーションが増えたので、地域のいろんな場面でも使ってもらえるのでは」と期待を込めた。



 新ポーズは広報よこはまあさひ区版5月号などで使用され、本を読んでいるあさひくんは図書館などでも活用される。ぬり絵は区内保育園などで配布予定。



ダウンロードも可



 旭区ではあさひくんをさらに周知させようと、3月から旭区ホームページ上のデータを自由に使用できるようにしている(個人利用など限られた範囲で使用する場合のみ)。着ぐるみの貸し出しも行っている。

 

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