「振り込め詐欺防止のキャンペーンです」「被害に遭わないように注意してください」。二俣川駅改札前に響く女性たちの声――。
11月18日午後4時から、振り込め詐欺防止の啓発活動が行われた。主催したのは三井住友銀行。同行二俣川支店・緑園都市支店・湘南台支店・三ツ境支店・大和支店とこれらの支店を統括する、相鉄エリアの行員17人が参加。旭警察署の警察官2人と協力し、啓発チラシを配布した。用意したチラシは500セット。普段、窓口業務などを行う行員たちは、行き交う人たちに明るく元気に声を掛けていた。チラシを受け取った人たちの中には「掛かってきた電話には名前を名乗って出ない」「普段は留守電にしていて、知っている番号だけ出る」など対処法を話す人もいた。同行二俣川支店の井上光司課長は「振り込め詐欺被害が多発する中、何かできないかと思い、地域貢献の一環として行いました。これからも高い意識を持って続けていきたい」と活動に対する思いを話す。
また、「金融機関が主体となって、このような啓発活動をしていただけるのはとてもありがたい。一件でも多く被害を減らしたい」と旭警察署生活安全課の柳博泰課長は話した。
旭区内で今年発生した振り込め詐欺発生件数は36件(未遂1件)で、前年比7件増。被害額は約8942万円となっている(10月31日現在)。
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