港北区 社会
公開日:2026.04.09
【横浜労災病院】ドクターカーの運用開始|北部3区の救命体制強化
横浜労災病院(小机町)は4月1日、救急現場に医師が急行して早期治療を行う「ドクターカー」の運用を開始した。横浜市のドクターカー運用事業に新たに参画したもので、同院は港北区、緑区、都筑区の3区を担当する。
ドクターカーは、緊急度や重症度の高い患者を救急現場で診療するため、医療機器や医薬品を搭載し、医師や看護師らが乗車して急行する車両だ。現場で早期に診療を開始することで、救命率の向上や後遺症の軽減が見込まれるほか、医師の専門的な知見に基づくトリアージにより、より適切な医療機関への搬送が可能になる。
5病院体制で市内全域カバー
市内では、2020年から全域をカバーする「救急ワークステーション」(市民病院併設)が稼働している。これに加え、市大センター病院、済生会東部病院、横浜医療センターの3つの協力病院が本市の救急医療体制の一環として運用を担ってきた。25年度の稼働実績は、この4病院体制により市内全域で500件を超える救急事案に対応している。
今回、新たに横浜労災病院が5つ目の拠点として加わったことで、特に北部方面において、より充実した体制が整備されることになった。市医療局は「お住まいの地域にかかわらず、必要な医療が迅速に提供される体制が強化された。市民の皆さまには心強く感じてほしい」としている。
同院の運用は平日の午前9時から午後4時まで。119番通報の内容に基づき、市消防司令センターの要請を受けて出場する。運用開始にあたり、同院は救急救命士による運転訓練や、迅速な出動のためのアクションカード作成など、院外活動のマニュアル整備に時間を割いて準備を重ねてきた。担当者は「行政・救急隊・病院がしっかりとタッグを組み、地域のセーフティーネットになりたい」と決意を語る。将来的には人口増加が続く地域の特性を捉え、小児のけいれんや妊婦の緊急処置などへの対応も見据えており、社会復帰まで考えた質の高い医療の提供を目指す方針だ。
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